海外ニュース

2015.06.15

アルピーヌ・セレブレーション・コンセプトが姿を現す

ル・マン24時間レースにて、公式にはアルピーヌ・セレブレーションと呼ばれるコンセプト・モデルが姿を現した。2016年に市場参入する予定の久方ぶりのアルピーヌ製スポーツカーである。

言うまでもなくこのクルマはアルピーヌ史上もっとも著名なモデルであるA110ベルリネッタのデザイン言語から影響を受けたもの。

リア・ビューはより現代的になっているが、ショルダー・ラインや後輪の後方、ブルーとオレンジのボディ・カラーは往年のA110を思い起こさせる。

アルピーヌのデザイン部門のトップ、アントニー・ビランは「60年におよぶアルピーヌのスタイリングとレース界での功績をこのクルマで表現しました。ただしこれは単なる再現ではなく、これからのアルピーヌの発展を具現化したモデルでもあるのです」と語った。

機械要素に関する情報は一切明かされていないが、ミド・エンジン・レイアウトになることはコンセプトからもほぼ確実であり、2012年にアルピーヌのケータハムが協業して計画するモデルの後継的な役回りと理解してよさそうだ。

このクルマが姿を現すまでのアルピーヌ製コンセプトといえば、2012年にデビューしたA110-50が記憶に新しい。このコンセプトは、レース用マシンとして仕立てられたルノー・メガーヌ・トロフィーV6エンジンを搭載していた。

しかしながら、ノルドシュライフェてテストをしている姿を目撃されたロータス製のボディをモディファイしたセレブレーションの製品版は、かつてのA110がそうであったように、控えめなパワーを有する4気筒ガソリンが後輪を駆動するという手法をとったようだ。

予想される最高出力は254ps程度となることから、ルノー・クリオが搭載する1.6ℓユニットというよりもむしろ、ルノースポール・メガーヌの2.0ℓユニットがスワップされる可能性が高い。

さらにマニュアル・ギアボックスよりもデュアル・クラッチ・トランスミッションを搭載することが濃厚のようだ。

ルノーのデザイン責任者であるローレンス・ヴァン・デン・アッカーは、「20年以上の時を経たアルピーヌの新しいチャレンジとなるが、信頼に足るものになると言えるだろう。まずはそのベースとなるモデルを作る必要があった。911のアルピーヌ版とも言えるモデルをリリースし、もし正しく評価を受けるのであればパナメーラのようなモデルも造り上げることができる。」とコメントしている。

組み立ては、同社のオリジナル・ファクトリーであるディエップ工場で行われる可能性が高い。同ファクトリーは、現時点ではルノーの所有ではあるが少量生産のモデルの組み立てのみに使用されている。今はルノースポール・クリオと電気自動車のブルーカーのために稼働するのみだ。

アルピーヌ・セレブレーション・コンセプトの次回のパブリック・デビューは今月末に行われるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの予定。また、9月にディエップで行われるアルピーヌ・クラシック・リユニオンでも姿を現すようだ。

製品版に与えられるプライス・タグは£50,000(959万円)あたりと予想され、ちょうどアルファ・ロメオ4Cと肩を並べる価格帯になりそうだ。


▶ 海外ニュース / アルピーヌ・ルノー、いよいよ2016年デビュー

 
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