海外ニュース

2018.02.19

ブガッティ・シロン 4億4871万円で落札 走行1000km

編集部より

RMサザビーズ・パリ・オークションに、ほとんど姿を見せぬ幻の存在といえる「ブガッティ・シロン」が出品。4億4871万円で落札されました。新車より高額で落札しても、お金持ちの方が優先したいことがあります。何だか分かりますか?

text: Kazuhide Ueno(上野和秀) photo: RM Sotherby’s/Kevin Van Campenhout

幻のブガッティ・シロン 新車同様

ヨーロッパの愛好家に新年の到来を告げるイベント、レトロモービルの開催に合わせてパリで3つのオークションが開かれた。その幕開けとなったのがRMサザビーズのパリ・オークションで、パリ7区にあるパレス・ヴォヴァンで行われた。

ここには戦前のクルマから最新のスーパースポーツまでのRMサザビーズらしい極めつけのモデルを中心とした83台が持ち込まれた。ブガッティは戦前のタイプ35グランプリとEB110スーパースポーツ・プロトタイプ、そしてシロンという各時代を象徴する3台が持ち込まれた。タイプ35グランプリとEB110スーパースポーツ・プロトタイプは愛好家にとって決めの1台といえるだけに、前者が5232万円、後者は1億5559万円で落札されている。

そしてここでの主役といえるのが究極のスーパースポーツとして2016年に全世界500台限定で現れたシロンだ。最高出力1200ps、最高速度420km/hを謳うモンスターで、240万ユーロ(現在のレートで3億2400万円となり、これはベースとなる車両本体価格でここにビスポークのオプションを追加)と発表された。実際にはオーナーの好みで仕立てられるため個々の仕様は全て異なるといわれている。

ブガッティ・シロン 4億4871万円で落札

今回出品されたシロンは、最初に20台作られた内の1台で、アトランティック・ブルーとフレンチ・レーシング・ブルーというブガッティにとって究極といえるツートンカラーで走行1000kmと新車同様のコンディションにある。このボディカラーと仕様が好みに合えば意外とお買い得といえる。最終的にパリ・オークションの最高落札額となる4億4871万円(手数料込)を記録したが、新車時の価格は3億円後半と思われることを考えると、フェラーリの人気モデルほどプレミアムが乗っていないことが分かる。それよりもミリオネアにとってすぐ乗れることの意味が大きいことを忘れてはならない。

なお、AUTOCAR JAPAN上でご覧の方は、「すべての画像をみる」ボタンから、外部メディアの方は、記事下のリンク「『ブガッティ・シロン 4億4871万円で落札』すべての画像をみる」から、ほかの画像をお楽しみいただける。

すべての画像をみる

 
最新海外ニュース

人気コンテンツ