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2019.03.02

はじめての愛車物語 思い出は懐かしく 思わず未練も

大きな違い 賢明な判断

直線式の速度計も懐かしい。プロッサーはラウンド型の速度計しか見たことがないだろうし、速度表示が100マイル(161km/h)までというのも初めてだろう。おそらく、パワーステアリングを持たない新車など、彼の時代には存在しなかったに違いない。

いまヴィヴァが走行しているルートン近郊の道はドライコンディションだが、かつて所有していた車両よりも、このクルマのほうがより安定しているように感じられるのは、タイヤの品質に負うところが多きいに違いない。

わたしのヴィヴァが履いていたのは、バイアスか、もしかしたら再生タイヤで、トレッドもほとんどすり減っていたはずであり、なによりも、ドライバー自身が19歳から56歳へと、大きく歳をとっているのだ。

たしか、ヴィヴァで事故に会ったことはなかったはずだが、後席に座っていた友人が手を伸ばしてサイドブレーキを引いたことがあり、厳密に言えば事故ではなかったものの、人通りの多いパットニー・ハイストリートでの出来事だったため、道行く買い物客とわたしにはそれで十分だった。

ヴィヴァのあと、初代フォード・エスコートを何台か乗り継いだが、どちらが素晴らしかったかはよく思い出せない。おそらく、姉妹紙のクラシック&スポーツカーであれば、この2台の比較試乗を行っているはずであり、どちらが素晴らしかったか、答えを教えてくれるはずだ。

ヘリテージコレクションでは、1970年モデルのヴィヴァHBも所有していたが、こちらは2.0ℓエンジンを積んだGTであり、フォード・エスコートとほとんど同じようなドライビングフィールだった。1982年当時、70psの替りに104psを選んでいたら、必ずトラブルを起こしていただろうから、GTを選ばなかったのは賢明だった。

 
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