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回顧録 Dセグ対決 BMW 3シリーズ vs メルセデスCクラス 前編

2019.02.16

100字サマリー

今までの3シリーズは、Cクラスにはわずかに及ばないという評価を受け続けていました。3シリーズのモデルチェンジを受けて再び対決させて見ることにしました。両車ともに多数のオプション装備が与えられ、洗練された乗り味と内外装を持っています。

もくじ

生まれ変わった3シリーズ
欧州での売れ筋モデルを試す
多数のオプション装備
洗練された乗り味
スタビリティとアジリティを両立
好みの分かれるインテリア

生まれ変わった3シリーズ

(AUTOCAR JAPAN誌105号の再録)

前回、BMWの3シリーズとメルセデス・ベンツのCクラスを対決させたとき、3シリーズはじつに悲惨な目に遭わされた。しかし、今回の3シリーズはかなり出来がいいようだ。だが、Cクラスが再度返り討ちにする結果も決してありえなくはない。いずれにしても、少なくとも前回よりは接戦になるだろうというのが新型にまだ乗っていないわたしの予想だ。

気がかりなのは、フルモデルチェンジしたのに旧型より無条件によくなっているとは単純に言い切れないクルマが、最近になって増えてきているところだ。読者諸氏やわたしのような人間がいちばん注目している、運転して楽しめるかどうかに関しては、それがとくに顕著になっている。

フルモデルチェンジで走りが改善されるクルマが多数派なのは間違いないが、法的規制によって妥協を強制されてしまったケースがあるのも事実だ。重量や寸法、あるいは電子系統への影響は強くなる一方で、それによってエンジンのレスポンスや視界のよさが犠牲となっている例は少なくない。

そしてそれ以上に、現代では構造解析の精度があまりに向上したため、新たな素材を使うにしても、実際に使用する前に結果をあらかた予想できてしまうのが大きい。予想を超えるクルマが出てきづらい状況にあるのだ。

 
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