欧州でスピードリミッター義務化へ 楽しさ半減? 事故は減る?

2019.05.18

フォード車でテスト

このシステムは車両の始動時には自動的にオンになるが、ドライバーの手によりキャンセルすることも可能なようだ。ETSCはISAがより幅広く受け入れられるようにするためこの機構を導入するようだが、将来的にはオフにできないものとなるかもしれない。

ドイツのドライバー団体であるADACのテストによれば、2015年に発売されたフォードSマックスに搭載されたISAの正確性は90%程度であったという。2018年には、道路標識認識システムやISAの開発をしているモービルアイが欧州議会に対し、最も高精度なシステムでは95%程度の正確性を持つとコメントしている。

フォードはSマックス以外にもギャラクシーに4年前からISAを設定し、95%のユーザーがこれを選択しているという。そして新型フォーカスには初めてこれが標準装備となる。AUTOCARは320km以上にわたりこのクルマをテストした。

ISAを起動するには、ステアリングのLIMボタンを押すだけだ。制限速度がメーターパネルやカーナビのスクリーンに表示される。またいつでもオフにすることもできる。

作動中に制限速度を超過しようとすると、エンジンのパワーが徐々に絞られるのが感じられる。しかし、アクセルを少し踏み込めばリミッターがキャンセルされ、元どおりのパワーが得られる。これが欧州議会が今後数年間に渡って認めたオーバーライド機能である。

 
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