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2019.06.12

メルセデス・ベンツAクラス A200dの最先端ディーゼル・エンジンを解説

編集部より

M・ベンツAクラスにディーゼル仕様が追加されました。昔はローパワーで騒がしいと敬遠されていましたが、現代のディーゼルはクリーンでパワフル。OM654qユニットのテクノロジーを紐解いてみましょう。

text & photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)
photo:Mercedes Benz Japan(メルセデス・ベンツ日本)

もくじ

ベンツ、日本初のコンパクト・ディーゼル
ユーロ6d NORM規制 唯一クリア
盤石な排気浄化デバイス

ベンツ、日本初のコンパクト・ディーゼル

これまでメルセデス・ベンツのコンパクト、ミディアムクラスで「OM654」ディーゼル・エンジンを積むモデルは、日本にはEクラスとCクラスのみが導入されていた。しかし、昨年フルモデルチェンジされたW177系Aクラスに、今年の3月からディーゼル仕様が用意された。メルセデス・ベンツ日本としては初のコンパクト・クラスのディーゼル・モデルとなる。

欧州では先代のAクラスからディーゼル・ユニットを積むモデルが設定されていた。現行W177系では1461ccのA180dと、1950ccターボのA200d/A220dの2モデルが存在する。日本に導入されたのは、この内のA200dである。

フロントに搭載されるディーゼル・ユニットは既にC220dとE220dで使用されているOM654型をベースに、横置き用に手直しするとともにAクラスに合わせた出力特性に変更。エンジン形式はOM654qとされた。

このOM654型ディーゼル・ユニットは2016年にEクラスで初採用されたもので、前モデルとなるOM651型が2142ccであったのに対し、1950ccにスケールダウンしながらも各部の変更により最高出力は177psから194psに高められている。

排気量以外で最も大きな変更箇所は、クランクケースをアルミニウム製とし、通常であれば鋳鉄製シリンダーライナーを組み合わせるところだが、F1マシンやAMG車で既に使用されていたナノスライドでシリンダーにコーティングが施されているのである。

 
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