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ジャガー・ランドローバーに小型モデル? プラットフォーム、BMW 1シリーズ共通か

2019.08.20

100字サマリー

ジャガー・ランドローバーとBMWの提携がさらに拡大すれば、BMWの前輪駆動プラットフォームを使った小型のジャガーやランドローバーが登場する可能性も高まります。さらに次期型イヴォークやディスカバリー・スポーツも、BMW X1やミニ・クロスオーバーと従兄弟になるかもしれません。

もくじ

提携拡大はプラットフォームの共有化も
ジャガーから2種類の小型「ペイス」
電動化に対応するための提携
投資は将来向け技術開発に回す
共有化による大きなスケールメリット
フリーランダーの名前が復活
2025年以降も生き残るために
BMW製プラットフォームを使うJLRの新型車

提携拡大はプラットフォームの共有化も

ジャガーは2車種の小型クロスオーバーを投入し、SUVの製品ラインナップを拡大しようと計画している。減少している販売を強化するためだ。ジャガー・ランドローバーとBMWの提携拡大の一環として、これらのモデルにBMWのプラットフォームが使われる可能性がある。

電動パワートレインの共同開発から始まったジャガー・ランドローバーとBMWの提携はさらに拡大する見込みで、新しいエントリー・レベルのランドローバー車や、レンジローバー・イヴォークとランドローバー・ディスカバリー・スポーツの次世代モデルにも、BMWのアーキテクチャが使われるという予想もある。

BMW 1シリーズ
BMW 1シリーズ

両社の提携は既に水面下で拡がりつつある。AUTOCARが得た情報によると、BMWはJLRに直列4気筒と直列6気筒エンジンを、単体およびハイブリッド・システムとの組み合わせで供給する予定だという。

内燃エンジンの共有は、両社が協業をさらに大規模な段階へ進めようとしている可能性を示す。すなわち、次世代の小型車用プラットフォームの共有だ。

ジャガーから2種類の小型「ペイス」

2台の経済的な小型ジャガーは、既に開発の初期段階にあり、2020年代半ばの発売に向け、量産化の承認を持っているところだ。これらの2モデルには、BMWのFAARと呼ばれる新しい前輪駆動用プラットフォームがベースに使われる可能性があるようだ。

これらの2モデルは、小型のSUVとクーペ風クロスオーバーで、ジャガーのSUVファミリーに倣って「ペイス」という名前が与えられる見込みだ。

ジャガーの新型コンパクトSUV(予想図)
ジャガーの新型コンパクトSUV(予想図)

さらに、将来的に両社の協力関係が深まれば、2020年代半ばに登場する次世代型レンジローバー・イヴォークとランドローバー・ディスカバリー・スポーツが、次世代型ミニ・カントリーマン(日本名:ミニ・クロスオーバー)やBMW X1とプラットフォームを共有することも考えられる。

BMWとのプラットフォーム共有は、長年噂されているエントリー・レベルのランドローバー車が実現する可能性にもつながる。AUTOCARが昨年初めに報じたこのモデルには、フリーランダーという車名が復活するかもしれない。

 
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