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【タイヤはなぜ黒い?】黒さの秘密は「カーボンブラック」 いっぽうで「ホワイトカーボン」も

2020.01.05

100字サマリー

クルマにとって(いまのところ)欠かせないのは「タイヤ」です。しかし考えてみると、タイヤはなぜ黒いのでしょう。黒さの秘密は黒さの秘密は「カーボンブラック」。いっぽうで「ホワイトカーボン=シリカ」も。

もくじ

そもそもタイヤはなぜ黒いのか?
カーボンブラックに対して、ホワイトカーボン
各社のタイヤづくり 秘伝のレシピあり

そもそもタイヤはなぜ黒いのか?

text:Kenji Momota(桃田健史)

タイヤはどうして黒いのか?

それは、タイヤの主な材料であるゴムに、カーボンブラックを配合するからだ。

タイヤの主な材料であるゴムに、カーボンブラックを配合するからタイヤは黒い。
タイヤの主な材料であるゴムに、カーボンブラックを配合するからタイヤは黒い。

ゴムだけでは弾力はあるが、引っ張るとちぎれやすい。

カーボンブラックはゴムの分子どおしをつなぐ役目となり、ゴムの強度が一気に上がるのだ。

カーボンブラックとは、炭素の構造も持つ黒い粉。少しでも手につくとその部分が黒くなってしまい、石鹸をつけて洗ってもなかなか取れない。塗装や黒インクに使われる素材である。

そんな黒いカーボンブラックに対して、ホワイトカーボンとも呼ばれる白い粉がある。

カーボンブラックに対して、ホワイトカーボン

ホワイトカーボンとも呼ばれる白い粉。名前を、シリカという。

タイヤに関する記事や広告で目にしたことがある方もいるかもしれない。

タイヤ用ゴムの原材料。 出典:横浜ゴム
タイヤ用ゴムの原材料。 出典:横浜ゴム

シリカの構造は、カーボンブラックによく似ている。ただし、シリカ単独ではゴムとは結合しない。

そのため、シリカとゴム分子をつなぐために、シランカップリング剤という液体が必要になる。

さらに、シリカとゴムの結合が強固になるのが、「加硫(かりゅう)」という製造工程だ。

シリカとゴムをしっかり混合して、さらに板状に伸ばして、それから大きな金型に入れて、硫黄を含めて加熱する。

すると、タイヤトレッド面が形成された、タイヤの形状になるのだ。

 
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