【アメ車SUVの新基準】キャデラック初の量産EV、リリック 航続距離/内装が明らかに

2020.08.10

サマリー

キャデラック初の市販100%電気自動車、リリックのコンセプト・モデルが発表。EV専用のプラットフォームを採用し、480km以上の航続距離を持つSUVとして、2022年に北米導入へ。新デザイン要素に注目です。

もくじ

2022年 北米デビュー
航続距離480km以上 内装は?

2022年 北米デビュー

text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)

キャデラックは、2022年後半の導入に先駆けて、初の市販EV「リリック」のコンセプトを詳細に発表した。

キャデラックの新たなネーミングである「q」を冠したリリック(Lyriq)は、新開発のEVプラットフォームを採用している。

キャデラック・リリック
キャデラック・リリック    キャデラック

このプラットフォーム、将来的に多くの車種で共有される予定だ。

ブラックアウトしたグリル、垂直に配置されたLEDのヘッドライトおよびテールライト、なだらかに傾斜するリアガラスなど、新しいデザイン要素がふんだんに盛り込まれている。

ドアハンドルはショルダーライン上に位置し、ボタンを押すと飛び出す方式を採用。

リリックは、2年後の発売時には、後輪駆動、高性能な4輪駆動という2つのドライブトレインが用意される予定だ。

航続距離480km以上 内装は?

インテリアについては、現行のキャデラック車にはない最大の変化が見られる。

ダッシュボード全体に広がる33インチ幅のデジタル・インストゥルメント・ディスプレイと、インフォテインメントスクリーンの組み合わせである。

キャデラック・リリック(内装)
キャデラック・リリック(内装)    キャデラック

また、AR対応のヘッドアップディスプレイも設置されている。

キャデラックは、新しいモジュール式バッテリー技術を使用したことで、米国の厳しいEPA(米環境保護庁)による試験で480km以上の航続距離を実現したと主張している。

欧州WLTPサイクルでは、航続距離はもっと長く評価される可能性がある。

充電に関しては、リリックは最大150kWの直流急速充電が可能。

キャデラックによると、同サイズのSUVであるXT5よりも重心が約10cm低く、4WDバージョンの前後重量配分が50:50であるという。

このことから、ハンドリングの良さも期待される。

現時点ではリリックが日本で販売されるかどうかは不明。

英国では、サリー州バージニアウォーターにある販売店を通じてキャデラックを輸入することができるが、リリック導入の確固たる計画は明らかになっていない。

 
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