2000GTにセンチュリー、スープラまで ドイツのトヨタ・コレクション訪問(1) 集め始めたのは1人のディーラー経営者

公開 : 2026.10.03 17:45

ガズー・レーシング・ヨーロッパの拠点が向かいに

一部の制限エリアには、実際に参戦したF1マシンやWRCマシンが数台並んでいる。ただし、これはケルンで見られるトヨタのモータースポーツ史の、一部に過ぎない。

道路の向かいには、ガズー・レーシング・ヨーロッパ(TGR-E)の拠点があり、風洞実験棟の地下にお宝が収蔵された「トヨタ・ガズー・レーシング・ヨーロッパ博物館」があるのだ。ここは、有料のガイド・ツアーを申し込まなければ、見学できないが。

世界ラリー選手権を戦った、歴代のトヨタたち
世界ラリー選手権を戦った、歴代のトヨタたち    マックス・エドレストン(Max Edleston)

様々なレースへの参戦と撤退を繰り返してきたトヨタだが、展示車両は、実力を証明するべく努力を続けた結晶といえる。スウェーデンのラリードライバー、オベ・アンダーソン氏が関与した、E20型カローラ・ラリーから、ここでの歴史紹介は始まる。

続いてアンダーソンは、TA22型セリカ・ラリーを開発。トヨタ・チーム・ヨーロッパ(TTE)として、ラリーを戦った初のマシンになった。同チームは1970年代にトヨタとの関係性を深め、1979年に今のTGR-Eが置かれる、ドイツ・ケルンへ移転している。

この続きは、ドイツのトヨタ・コレクション訪問(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・カルダーウッド

    Charlie Calderwood

    英国編集部ライター
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

ドイツのトヨタ・コレクション訪問の前後関係

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