ジャガー新型『タイプ01』発表(後編) 来年受注開始、日本価格は2188万円からを予定 求めるのは「感情を揺さぶる力」
公開 : 2026.10.08 11:50
外観を損なうことなく実現した空力性能
長く、低く設計されたタイプ01は、ジャガー史上最も空力性能に優れた量産モデルであり、Cd値は0.23と、これまでの最高記録だった後期型『XF』の0.25を凌駕している。ダーリントン氏の言葉を借りれば、デザインを損なうことなく、また標準装備の23インチホイール(21インチも選択可能)を変更することもなく、この数値を達成したのだ。
リアスポイラーは3段階に調整可能で、高速走行時には最大75kgのダウンフォースを発生させることができる。フロントのフィンは可動式で、必要に応じてバッテリー冷却用開口部やブレーキ冷却ダクトへの気流を調整する。

バッテリー冷却用のベーンを閉じると、WLTP基準の航続距離は43km向上する。ブレーキ冷却ダクトのみを閉じても、19km向上するという。
8割が新規顧客 感情を揺さぶる力
ジャガー・タイプ01は2027年に受注開始し、同年半ばまでに納車が始まる予定だ。日本向けの車両予定価格は『タイプ01 1030』仕様が2188万円から、『デザインビジョン』仕様が2552万円からとなっている。
英国では12万ポンド(約2500万円)から販売され、「重心」となる充実装備のモデルは15万ポンド(約3150万円)前後となる。ただし、多くの競合車と同様にカスタマイズオプションが用意されるため、一部の車両は20万ポンド(約4200万円)を超える可能性もある。

JLR(ジャガー・ランドローバー)は、発売当初の人気について引き続き自信を示している。世界中で「最新情報を希望する」リストに5万人が登録されており、その80%はこれまでジャガーを所有したことがない人々だという。
しかし、グローバル・マーケティング・ディレクターのカーリー・ハーダカー氏によると、タイプ01に対して市場全体からの無条件の支持を求めているわけではないという。
ハーダカー氏は、「詳しい調査の結果、調査対象者の多くが9点や10点を付けた一方で、1点や2点を付けた人もいました。わたし達はそれで満足しています。このクルマには感情を揺さぶる力を求めているのです」と述べている。























































