AWDより50万円安い絶妙な価格設定 ボルボのコンパクトSUV『EX30クロスカントリー』にRWDモデル登場 街中中心ならベストバイの可能性

公開 : 2026.10.22 12:05

高速ではフロントの接地感が足りない

取材した印象としては、高速道路のような速度域が高い場面ではやはりAWDと比べてフロントの接地感が足りず、ステアリングを握っていて落ち着かない感覚があった。車検証上ではフロント840kg、リア950kgとだいぶリアヘビーの重量配分で、全体的にソフトなセッティングとなっていることも関係しているのだろう。

しかし、車重が1880kgから1790kgへと90kgも軽くなっているので、動き自体はだいぶ軽快さも感じることができた。クロスカントリーではあるが、その全体的にソフトな雰囲気は、街中中心であればベストバイとなる可能性もある。

全体的にソフトな雰囲気は、街中中心であればベストバイとなる可能性もある。
全体的にソフトな雰囲気は、街中中心であればベストバイとなる可能性もある。    平井大介

他にもハーベストインテリア追加、クロスカントリーのP8にクラウドブルーに外装色追加、UXのアップデートなども行い、9月3日には150台の特別限定車『EX30ブラックエディション』も導入。全体的に商品ラインナップが強化された形だ。

日本のプレミアムEV市場はテスラがシェア68%と独り勝ち状態で、ボルボは台数こそだいぶ違うものの、それに続く7%と健闘している。今後はEX30、EX90、ES90に加え、大本命のEX60日本上陸も控えており、今後の飛躍を期待したいところだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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