400ps超の小型商用車 英国でボルボ『EX30カーゴ』新登場 2人乗りで荷室容量1000L、積載量390kg

公開 : 2026.03.30 07:05

ボルボの英国法人がビジネスユーザー向けに『EX30カーゴ』を発表しました。EX30の後部座席を撤去した商用車仕様でありながら、429psのデュアルモーターを搭載。「極めて実用的」なモデルとされています。

後部座席を外してフラットフロア化

ボルボの英国部門は、コンパクトSUV『EX30』の商用車仕様を発表した。標準の乗用車仕様と同じ429psのデュアルモーターパワートレインを搭載している。

『EX30カーゴ(EX30 Cargo)』と名付けられたこのモデルは、ビジネス用途向けに設計されており、ディーラーではなくフリート(社用車など)用の販売チャネルを通じてのみ購入可能だ。

ボルボEX30カーゴ(英国仕様)
ボルボEX30カーゴ(英国仕様)    ボルボ

後部座席は撤去され、フラットフロアの荷室が確保されている。また、空間を最大化するため、独自のドアトリムやパネルを採用。その結果、荷室容量は乗用車仕様の318L(5人乗車時)から1000Lへと拡大され、最大390kgを積載可能だ。

荷室へのアクセスを容易にするため、リアドアの開き幅は従来よりも広く設定されており、小さな荷物を固定するための取り付けポイントも多数用意されている。

また、外部から荷物が目立たないよう、リアウィンドウにはスモーク加工が施されている。

EX30カーゴは、3種類のグレード(コア、プラス、そしてクロスカントリー・プラス)および4種類のパワートレイン(出力150ps~429ps)から選択可能だ。乗用車仕様では0-100km/h加速タイム3.6秒を実現しており、この商用車もスポーツカー並みの加速性能を発揮するはずだ。

ボルボUKのフリート部門責任者ジャック・マンフォード氏は、「当社は乗用車で高い評価を得ていますが、事業主やフリートユーザーもまた、小型商用車においてボルボが誇る品質、安全性、テクノロジーを求めています。だからこそ、極めて実用的なEX30カーゴを開発したのです」と述べた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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