【ツインモーターの超速SUV】ボルボEX30にクロスカントリー登場!見た目以上のパフォーマンスとブランド力とは

公開 : 2025.08.21 14:00

ボルボ・カーズ・ジャパンは8月21日、ツインモーターを搭載する『ボルボEX30クロスカントリー』を日本導入。同時にEX30の2026年モデルでラインナップを拡充すると発表しました。編集部ヒライによる事前取材レポートです。

EX30のラインナップを拡充

ボルボ・カーズ・ジャパンは8月21日、『ボルボEX30クロスカントリー』を日本へ導入。同時に『ボルボEX30』2026年モデルのラインナップを拡充すると発表した。ここでは事前に行った取材の内容をレポートする。

ボルボのコンパクトSUVであるEX30は、BEVのみをラインナップ。日本には2023年11月に導入され、リアを駆動するシングルモーターモデルのみを販売してきた。2024年の販売台数は1702台で、BEVではテスラ勢2台に続く3位の数字となる。

日本導入開始されたボルボEX30クロスカントリー。本国の発表からわずか半年の早さだ。
日本導入開始されたボルボEX30クロスカントリー。本国の発表からわずか半年の早さだ。    平井大介

全長4235mm、全幅1835mm、全高1550mmというコンパクトなサイズも好調の要因で、機械式駐車場に収まる全高数値は日本からの要望で実現したものだ。

『クロスカントリー』はV70の時代に登場した呼び名で、少し車高が高くなり、アクティブな外装を与えた4WDであることなどが特徴だった。現在はV60クロスカントリーが販売中だが、BEVでその名が使用されるのは初めてのことだ。

ボディサイズは全高4235mm、全幅1850mm、全高1565mmで、EX30と比べて全幅と全高が15mm、長く、高い。

エクステリアを見れば、フロント、サイド、リアにEX30との違いが多く発見できるが、特徴的なのはフロントシールドにスウェーデン北部にある最高峰のケブネカイセ山と、その位置を示す経緯度がグラフィックで描かれること。また、『CROSS COUNTRY』のロゴはV70時代と同じデザインが採用される。

フロントにもモーターを搭載する4WD

EX30クロスカントリーで最も大きなニュースは、フロントにもモーターを搭載するツインモーターの4WDであること。これまではリアに272HP/343Nmのモーター1基だったが、フロントに156HP/343Nmのモーターを追加したのだ。

同時にEX30にもツインモーター仕様を追加。さらにこれまでのNMCバッテリーに対し、航続距離が短いエントリーグレードとしてLFPバッテリー仕様が加わっている。その結果、ラインナップはこのようになった。

CROSS COUNTRYのロゴはV70の時代から使用されてきたものと同じだ。
CROSS COUNTRYのロゴはV70の時代から使用されてきたものと同じだ。    平井大介

EX30プラス・シングルモーター(LFPバッテリー/航続距離390km):価格479万円
EX30プラス・シングルモーター・エクステンデッドレンジ(NMCバッテリー/航続距離560km):価格539万円
EX30ウルトラ・シングルモーター・エクステンデッドレンジ(NMCバッテリー/航続距離560km):価格579万円
EX30ウルトラ・ツインモーター・パフォーマンス(NMCバッテリー/航続距離535km):価格629万円
EX30クロスカントリー・ウルトラ・ツインモーター・パフォーマンス(NMCバッテリー/航続距離500km):価格649万円

価格レンジは479~649万円となり、これは競合車種と想定するミニ・エースマン、テスラ・モデル3/Y、日産リーフアウディQ2レクサスLBXを意識しての設定だ。ちなみにこの中でEX30の航続距離560kmを上回るのはモデルYの547~635kmだけで、EX30ツインモーターの0→100km加速3.6秒は最速となっている。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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