ジャガーXF 20d Prestige

公開 : 2016.04.11 23:40  更新 : 2017.05.29 18:37

■どんなクルマ?

今回の新型ジャガーXFの日本デビューに際しては、もうひとつトピックがあった。それは、ジャガー・ランドローバーが設計開発から生産までを自ら手掛けた、INGENIUM=インジニウムと呼ばれる新しいディーゼルエンジンの登場である。

これは、排気量2ℓのDOHC直4ターボ・ディーゼルで、コモンレール式電子制御燃料噴射と15.5±0.5の圧縮比によって、1999ccから180ps/4000rpmのパワーと、430Nm/1750-2500rpmのトルクを生み出す。組み合わせられるトランスミッションは、ガソリンモデルと同じ8段ATである。

この2ℓ直4ターボ・ディーゼルと8段ATの組み合わせは、XFの他、ひとまわりコンパクトなXEにも搭載される。

XFの場合、車重は同じ2ℓ直4ターボのガソリン・エンジン・モデルより40kgだけ重い1760kg。ディーゼル・モデルにはベーシックな20d Pureと、レザーシートなどが標準になる上級装備の20d Prestigeの2モデルがあり、プライスは635万円と693万円。ガソリン2ℓ直4の25tと比べると、Pureで37万円、Prestigeで25万円高い。


関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記