ランボルギーニ青山 サーキット走行会

2016.05.28

text & photo:Kazuhide Ueno (上野和秀)

 
コーンズ・モータースのランボルギーニ青山が主催するサーキット走行会、Instinct Experience “First” 2016 at Fuji Speedwayが開かれた。

高性能なランボルギーニを、ドライビング・レッスン体験を通じて、限界時の挙動を把握することにより、楽しく正確に、そして安全に操ることを目的としている。

今回はインストラクターの目が届く人数で、高いレベルの講習を行うために、20名限定で開かれた。まず座学でクルマの動きの理論を頭に入れたあと、P2エリアに設けられたオーバル、ウェット路面の8の字、ジムカーナ・コースで自らのランボルギーニで走行し、限界時の挙動を肌で感じるプログラムが用意された。 それぞれのグループにレーシング・ドライバーがインストラクターとして付き、無線を使って走行中もリアルタイムに的確なアドバイスが行われた。最初は様子を見ながらこわごわと走っていた受講生も、走り込んで感覚を掴むにつれ奇麗なドリフト走行ができるようになっていた。

少人数でしっかりと走り込むプログラムが組まれており、午前中はほぼ走り詰めで、ランチタイムでようやく一息つくことに。食後は再びP2エリアに戻り、ドライビング・スキルが向上したことを確認するためにジムカーナ・コースでタイムトライアルが行われ、参加者とギャラリーで大いに盛り上がっていた。

このあとは1日のまとめといえるレーシング・コースでのレッスンが用意されていた。インストラクターが乗るランボルギーニにグループごとで続き、高速時のコーナリングを体験し、次第にペースを上げていった時の挙動を体験して終了となった。

この種のドライビング・レッスンは簡単なプログラムのものが多いが、ランボルギーニ青山 サーキット走行会は、極めて充実した内容だった。ランボルギーニ・オーナーで、そのパフォーマンスのすべてを自ら安全にコントロールしたいと考えているものの、まだ受講されたこと無い方には、是非お勧めしたいドライビング・スクールだ。

  • 高いレベルの講習を行うために、今回は20名限定で開かれた。

  • レーシング・ドライバーがインストラクターを務め、走行前にもアドバイス。

  • まずクルマの挙動を知るためにオーバルのコースで感覚を掴む。

  • 続いてウェット路面の8の字コースで滑らせることを感覚として体感した。

  • 最初はこわごわと走っていた受講生も、感覚を掴むとドリフト走行ができた。

  • 複雑なジムカーナ・コースで荷重移動を活かしたコーナリングを覚える。

  • レッスンの最後はジムカーナ・コースでタイムトライアルが行われた。

  • パドックにはランボルギーニ製の大型トラクターが展示され人気を集めた。

  • この日のまとめはレーシング・コースを使ってのレッスンだ。

関連テーマ

おすすめ記事