ポルシェ718ボクスターが日本初公開

2016.06.01

ポルシェ・ジャパンは、ボクスター・シリーズの最新モデルである、718ボクスター718ボクスターSを日本にて初公開した。2月1日、全国のポルシェ正規販売店にて予約を開始。左ハンドル車に関しては4月1日〜4月30日の期間限定となる。

今回の目玉は、かねてより搭載していた水平対向6気筒自然吸気エンジンが廃され、今回から水平対向4気筒ターボ・エンジンが搭載されることになった点だろう。

718ボクスターの排気量は2.0ℓ、718ボクスターSは2.5ℓとし、最高出力は前者が300ps、後者が350ps、最大トルクは前者が38.7kg-m、後者が42.8kg-m。

先代に比べると、718ボクスターは+10.2kg-m、718ボクスターSが+6.1kg-mを実現しており、0-100km/h加速タイムはPDKのスポーツ・クロノ・パッケージ使用車が4.7秒(先代比-0.8秒)、Sの同じ組み合わせで4.2秒(-0.6秒)をマークしている。

ターボ化にあたり設定したコンセプトどおり、パフォーマンス向上の傍ら、燃費も向上している。718ボクスターは14.5km/ℓ(PDK搭載車)、718ボクスターSが13.7km/ℓ(同じくPDK搭載車)とのことだ。

エクステリアは、全般的には981型のそれを踏襲しながら、ディテールが変更を受けている。

前後ともに共通するキーワードは、‘ワイド化’ である。フロントの先端は従来より低い位置に移動し、その下に広がるエア・インテークの横幅も大きくなった。

ヘッドライトは、従来の4ヶ所の角をもつ形状から、三角形に近いエッジの効いたものとなり、中には4点のデイライトをもつ形状となった(LEDヘッドライトはオプション)。リアも4灯のブレーキ・ライトと3DのLEDライト(細長い2本のバー・タイプ)となった。

シャシーに関して特筆すべくは、718ボクスターにPASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション)が、718ボクスターSにはPADMスポーツ・シャシーオプションにて備わる点だろう。

前者は車高が10mm、後者は20mm下がるが、マネージメント・システムを見なおすことで高い快適性を確保。それでいて剛性感あふれる操縦性を発揮するとポルシェは説明している。

ドライブ・モードは911の最新モデルと同様、ノーマル・スポーツ・スポーツが用意される一方で、スポーツ・クロノ・パッケージ装着車は ‘インディビジュアル(個別セッティングの意)’ モードも選べる。

ポルシェの最新インフォテインメント・システムである、PCM(ポルシェ・コミュニケーション・マネージメント・システム)を組みあわせるのも718ボクスター・シリーズのハイライトである。

このPCMは、‘コネクト・プラス・オプション’ を購入した場合、オンライン・ナビゲーション、Wi-Fiスポット、Apple CarPlayの機能が強化される。なお、従来のナビを組みあわせるオーナーは、PCMを ‘後づけ’ することは不可能だとアナウンスされた。

ボクスターの日本国内の販売台数は、2015年が700台だったとのこと。厳密な目標は明らかにされなかったが、七五三木代表取締役社長は「去年を上回る台数が売れれば嬉しいですね」と控えめに語った。

なお、日本市場のライバルとして、メルセデス・ベンツSLK、BMW Z4、最近はM2、さらにアウディTTやレクサスRCFを名指しで上げている。

「どうしてこれまではケイマンの方が高価だったのに、718シリーズはボクスターの方が高価になったのか?」という質問に関しては「モジュールの統一化によって、‘屋根が開く方が高価’ という911と同じ関係性を実現したのです」と広報室長は語っていた。

718ボクスターの6速MTは左右ハンドルともに6,580,000円。7速PDKは左右ハンドルともに7,104,000円。718ボクスターSの6速MTは左右ハンドルともに8,520,000円。7速PDKは左右ハンドルともに9,044,000円。

既にAUTOCARはテストを終えているため、気になる方は、以下のリンクからその出来栄えを確認していただきたい。


▶ 海外初試乗 / ポルシェ718ボクスター
▶ 海外初試乗 / ポルシェ718ボクスターS

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