ボルボXC60 T5 AWD クラシック

公開 : 2016.10.14 05:55  更新 : 2017.05.29 19:07

■「買い」か?

XC60のコスパを考える上で悩ましいのはV60系の存在である。他社同セグメント・モデルに対してはトップ・レベルの安全装備と運転支援機能を備えたインテリセーフや利便装備の充実で、あるいは性能面でもコスパの優等生だが、V60系と比較するとそれらのアドバンテージは共通。とくにV60クロスカントリーは同じクロスオーバーSUVであり、比較検討では悩ましい存在だ。なお、最低地上高はXC60の235mmに対してV60クロスカントリーは200mm。本格オフロード性能を求めないにしても悪路踏破性が気になるならXC60は魅力的。付け加えるならクロスオーバーSUVでも最低地上高はトップクラスだ。

もうひとつのポイントがキャビンスペース。V60クロスオーバーの基本ボディはスペシャルティ志向のワゴンとして開発されたV60そのもの。一方、XC60は荷室上部まで屋根が高く、室内高が一回り大きい。前身となったXC70ほどではないが、V60クロスカントリーよりもレジャー・ワゴンとしての居住性や使い勝手を配慮した設計を採用している。

で価格だが、V60クロスカントリーT5 AWD SEが529万円。XC60 T5 AWD クラシックはその100万円高。厳密に装備を揃えることはできないが、同等仕様での価格差は約30万円である。ちなみにディーゼルFF車のD4系で比較しても同様である。インテリセーフは共通であり、HDDナビ等の一般的な利便快適装備も充実。SEの装備でもプレミアムSUVとして不満はない。そこでまとめるならV60クロスカントリーが買い得だ。しかし、アウトドア志向のレジャー・ワゴンとしてプライベートに贅沢と使いやすさを求めるならXC60はさらに魅力的。雰囲気だけのSUV派はともかく、レジャー&ツーリングに実利的なメリットも求めるプレミアムSUV派には見過ごせない一車と言えよう。


ボルボXC60 T5 AWD クラシック

価格 6,290,000円
全長×全幅×全高 4645×1890×1715mm
ホイールベース 2775mm
乾燥重量 1860kg
エンジン 直列4気筒1968ccターボ
最高出力 245ps/5500rpm
最大トルク 35.7kg-m/1500-4800rpm
ギアボックス 8速マニュアル
サスペンション マクファーソン・ストラット / マルチリンク
ブレーキ 4輪ベンチレーテッド・ディスク
ホイール+タイヤ 7.5J x 19 + 235/66R18
燃費(JC08モード) 12.3km/ℓ


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