スポーツカー・ワールドカップ 第1ラウンド ー 前編

公開 : 2017.06.10 12:10  更新 : 2017.06.10 16:01

第2試合:オーストリア vs 中国


KTM XボウR vs ニオEP9

6分45秒09。中国製の「メガ」スーパーEVが、ノルドシュライフェでマークしたラップタイムである。

ニュルブルクリンクの市販車最速タイムを叩き出したというわけだが、今のところ生産台数はたったの6台で、市販車というにはあまりにも特殊なクルマだ。

しかも、中国車の毎度の例に漏れず、デザインは欧州車から無断引用した要素だらけだ。対するXボウは、決して新しいモデルではなく、いささか高価ではあるが、真剣そのものの、麗しいまでのエンジニアリングが注ぎ込まれたスポーツカーである。

となれば、結論はひとつしかない。

判定

中国チームの努力は買おう。しかし、次のラウンドに駒を進めるのはオーストリアだ。

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