ランボルギーニ 2017年、アジア太平洋で1000台販売 新人事で勢いづくか

公開 : 2018.04.24 14:40

ランボルギーニは昨年、わたし達の国も含まれるアジア太平洋地区で、1000台を販売しました。欧州・中東・アフリカの合計が1477台ですから、なかなかの成績です。このふたつの地域について、ランボから新人事が発表されています。

APAC新代表 マッテオ・オルテンツィに

アウトモビリ・ランボルギーニS.p.A.が、アジア太平洋(APAC)地区、欧州・中東・アフリカ(EMEA)地区の新人事を発表した。

同社のステファノ・ドメニカリCEOは、「過去7年間、当社は持続的な成長を達成してきました。2017年も、世界中のお客様に合計3815台販売するという新記録を成し遂げました。全地域の売上で新記録を達成していますが、特にEMEAでは、1477台(2016年比でプラス18%)と最も高い成長を記録し、続いて、1000台(2016年比でプラス9%)を記録したAPACが続きます。優秀な人材に恵まれることで、今後もこれらの地域で成功が続くことを期待しています」とコメントした。

アジア太平洋地区の新代表はマッテオ・オルテンツィ。欧州・中東・アフリカ(EMEA)地区代表にはアンドレア・バルディが就任した。


オルテンツィは過去4年間アジア太平洋地区を率いてきたバルディの後を、バルディはグループ内の別の職務に異動するクリスチャン・マストロの後を引き継ぐ形になる。

オルテンツィは経済学の学士号と自動車分野の分析・経営の修士号を取得し、2004年にアウトモビリ・ランボルギーニに入社。財務部門での経験を経て、2012年には財務経理部門代表に就任、2015年9月からはプロジェクト管理部門の責任者を担当していた。

バルディは、生産工学と経営工学の学士号を取得し、2001年にドゥカティに入社後、様々なポジションを経て、アジア太平洋地区のエリアマネージャーに就任。2010年、ランボルギーニへ入社し、アジア太平洋地域において東南アジア太平洋マーケット代表、中国地区代表を歴任した後、アジア太平洋地区代表を担当していた。

おすすめ記事