アストン マーティン・ラゴンダ EVの自動運転SUV披露 2022年〜生産予定

公開 : 2019.03.05 20:21  更新 : 2019.03.05 20:21

インテリアの特徴とビジョン

ラゴンダ・ビジョン・コンセプトのインテリアは、数多くの新しいデザイン・エレメントを採用した。

このクルマは、リアシートを重視したリムジンとしての特徴を備えていたが、ラゴンダ・オールテレイン・コンセプトでは、4つのシートすべてで同じように寛げる雰囲気が創出されているという。

そのため、自動運転中には、フロントシートをリアシート側に向けて回転させることができるが、走行中はドライバーがいつでも車両をコントロールできるようにしておくことが推奨される。

カラーとトリムは、全体的に落ち着いたダークカラーでまとめられている。室内の素材や雰囲気は、オーナーが自宅とクルマの間を違和感なく移動できるように考慮されている。

テクノロジーは重要だが、インテリアのディテールも同様に重要視している。インテリアの各エレメントは巧みに一体化され、従来のクルマに見られるようなエアベント、グリルやスピーカーなどは見当たらない。

しかし、すべてが隠されているということではない。たとえば、現代のテクノロジーを使用すれば、キーを完全になくすことが可能だが、ラゴンダは、キーがドライバーとクルマを繋ぐ重要な接点だと考えているため、キーは、ラゴンダ・オールテレイン・コンセプトのインテリアにおいて、とくに目立つように設計されている。電磁石の作用により、キーを定位置に置くと、フロントシートとの間に浮かび上がる。

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