ロンドン超低排出ゾーン規制施行 基準オーバーは課金 クラシックは一部免除も

公開 : 2019.05.12 10:50  更新 : 2019.05.13 18:05

クラシックの一部は免除に

当初は、ULEZの導入により実質的にロンドン中心部からクラシックカーが排除されるのではないかと懸念された。このエリア内に住むクラシックカーオーナーには大打撃となり、ロンドンからブライトンへのツーリングなどといったイベントが中止されるのではとうわさされたのだ。

幸いにも、ヒストリックカーはこの規制を免れることが決定した。これは車齢40年以上のクルマはすでに専用の自動車税率クラスが適応されており、さらに追加でULEZの課金を受ける必要はないとの判断だ。

したがって、1979年4月8日以前に初度登録されたクルマについては、ULEZの適用を受けない。それ以降に登録されたクルマについては40年が経過するまでは課税対象となる。

2006年(ガソリン車)以降または2015年(ディーゼル車)以降に生産されたクルマを除けば、大半の車両が課税対象だ。フォード・シエラRSコスワースやE30型BMW M3のオーナーには申し訳ないが、ロンドン中心部への乗り入れにはいくらかのコストがかかることになる。

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