【全モデル紹介】BMW、2025年までに9車種の新型EV展開へ ミニからも2車種か

公開 : 2020.09.09 20:33

計画中のEV全車種紹介

これまでBMWが生産してきた唯一のEVはi3である。2021年からは、iX3をはじめとして、今後数年間で既存モデルのEVバージョンを発売する計画だ。ここでは、開発中の全車種を紹介する。

BMW i1

新型1シリーズのラインナップを電動化したモデル。姉妹モデルのiX1と同様、FAARプラットフォームを採用する。主なライバルにはフォルクスワーゲンID.3などが挙げられる。

BMW iX1

BMW iX1
BMW iX1

iX1は、2022年に発売予定のコンパクトSUV、X1(第3世代)をベースにしている。関係者によれば、初代 i3の間接的な後継モデルとされている。

BMW i3

まだ確定していないが、新型i3は、i4をベースに3シリーズ・セダンのスタイリングを採用する。情報によると、3シリーズ・ツーリングをベースにしたワゴンタイプとなる可能性も高い。

BMW iX3

2021年に英国で発売予定の後輪駆動SUVで、現行のX3をベースにしている。第5世代の電気駆動システムと、他のEVモデルにも間もなく採用される新バッテリー技術を初めて採用した。

BMW i4

第2世代の新型4シリーズ・グランクーペをベースとし、テスラモデル3をターゲットとしている。出力の異なる複数のパワートレインを用意する予定で、レンジトップは530psを発揮するとされている。

BMW i5

2023年に予定されている第8世代の5シリーズには、電動モデルが登場する。i5は当初セダンとして発売されるが、一部の市場ではワゴンバージョンも提供される可能性がある。ライバルには、フォルクスワーゲンID.Vizzionやメルセデス・ベンツEQEの市販モデルが挙げられる。

BMW iX5

すでにBMWのディンゴルフィン工場で試験的に生産されており、2021年に発売される予定である。また、レベル3の自動運転機能も搭載予定だ。

BMW i7

将来のフラッグシップEVは、2022年に予定されている次期7シリーズ・セダンをベースにしているi7だ。情報によると、i5やiX5と多くの部品を共有し、航続距離は740kmに達するという。

BMW iX7

iX5の姉妹車で7人乗り。まだ承認されていないが、情報筋によると、iX7のデザイン案はすでに開発されているという。承認が下りれば、2025年頃に登場する見込みだ。

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