【価格帯/サイズ/いつ発売?】日産ノート(2020年) コンパクトカーがフルモデルチェンジ 詳細解説

公開 : 2020.11.24 12:00  更新 : 2020.11.24 13:32

日産ノート(2020年) シャシー

新型ノートには、次世代上級小型車向けの新プラットフォームが採用されている。

超ハイテン材(超高張力鋼板)の使用量を24%アップし、ボディ剛性は30%アップしている。

新型ノート(2020年型)には次世代上級小型車向けの新プラットフォームが採用されている。
新型ノート(2020年型)には次世代上級小型車向けの新プラットフォームが採用されている。    日産

ステアリングの剛性は90%、サスペンションの剛性も10%アップされている。

さらに、遮音構造の最適化で、前述のように車内は1クラスの静かさを実現している。

ボディ剛性が高く、サスペンションやステアリングも高剛性としてパフォーマンスを上げたことで、ハンドルの操作に対して滑らかにクルマが反応するなど、コーナー走行時のクルマの安定性が高められた。

コーナーの多いワインディングロードでも、思いどおりのクルマの動きが運転を楽しくしてくれるはずだ。

また、低速時のハンドル操作を軽くし、最小回転半径も4.9mと、現行型の5.2mより小さく、クラストップレベルの小回り性を達成している。

これにより、市街地の狭い路地や駐車場の出し入れなどで取り回しが良いから、運転があまり得意でない人でも安心して乗ることができるだろう。

日産ノート(2020年) 装備

安全&快適装備は、現行型から大幅に進化している。

プロパイロットは日本初のナビリンク機能付きとなった。

日産

システムがカーナビゲーションと連携することにより、設定車速を自動で変更したり、ナビの地図情報をもとにカーブの大きさに応じて減速したり、また高速道路上では渋滞時などに停止から約30秒まで追従走行を継続(現状は3秒)する。

運転支援技術では、レーダーを3基、カメラを5基、ソナーを8基装備したことで、インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)、インテリジェントDA(ふらつき警報)、標識検知機能、BSW(後側方車両検知機能)、インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)、RCTA(後退時車両検知機能)といった機能が新たに加えられ、360度セーフティーを実現している。

エクステリアをよりスポーティにグレードアップする前後バンパー&サイドシル・フィニッシャー、室内を快適でスタイリッシュなクウカンにするイルミネーションなどのオプションも用意されている。

また、助手席回転シートを装着したライフケアビークル車(12月発売予定)や、オーテックジャパンが手がけたカスタマイズモデル「オーテック」(来年2月発売予定)なども設定されている。

日産ノート(2020年) 価格

新型ノートは、シンプルに3グレード。

「F」が205万4800円、「S」が202万9500円、「X」が218万6800円。

「F」が205万4800円、「S」が202万9500円、「X」が218万6800円。
「F」が205万4800円、「S」が202万9500円、「X」が218万6800円。    日産

いずれもパワートレインは同じeパワーで、価格の差はアドバンス・ドライブアシスト・ディスプレイなど装備の違いのみだ。

日産ノートX(2020年) スペック

全長:4045mm
全幅:1695mm
全高:1520mm
ホイールベース:2580mm
重量:1220kg
パワートレイン:直列3気筒1198cc DOHC+モーター
エンジン最高出力:60kW(82ps)/6000rpm
エンジン最大トルク:103Nm(10.5kgm)/4800rpm
モーター最高出力:85kW(116ps)/2900ー10341rpm
モーター最大トルク:280Nm(28.6kgm)/0-2900rpm
燃費:28.4km/L(WLTC)
タイヤサイズ:185/60R16
車両価格:218万6800円(税込)

日産の新型車でコンパクトカーの「日産ノート」
日産の新型車でコンパクトカーの「日産ノート」    日産

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