デイトナ・クーペのスタイルのEV、レノボ・クーペ

公開 : 2014.08.19 22:50  更新 : 2017.06.01 02:12

カルフォルニアにある新興企業、レノボ・モータースは、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスの会場で新しいスポーツカーを公開した。レノボ・クーペと名付けられたこのモデルは、シェルビー・デイトナCSX9000を模したボディに、500ps、138kg-mのモーターを搭載したEVだ。

メーカーによれば、0-96km/h加速が3.4秒、最高速度は193km/hというパフォーマンスだという。

レノボは、その重さを軽減するために新しいバッテリー技術を採用している。バッテリーは3箇所に分けて搭載することが可能で、結果として重量バランスも良いという。重さは1474kg。これはi8の1540kgやテスラモデルSの2108kgよりも軽いという。

航続距離はおよそ160km。チャージは急速で30分、家庭用チャージャーで5時間かかる。

ブレーキはフロントが6ピストン、リアが4ピストンの13インチ・キャリパー・ディスクに、ホイールは、ミシュラン・パイロット・スーパー・スポーツが履かされる。

インテリアは従来のアナログ・ディスプレイか、デジタル・ディスプレイが選択できる。

生産は来年からスタートする。台数は公表されていないが、レノボの社長は、P1やラ フェラーリよりも少ないというから、365台以下であることは間違いない。

レノボ・モータースは、2010年にシリコン・バレーで設立された会社だ。共同設立者でありCEOのクリストファー・ハイザーは、「パフォーマンス、コントロール、そしてエキサイティングさを持つクルマを提供していくのがレノボ・モータースの役割だ。レノボ・クーペは、本当のドライビング・エクスペリエンスのために、われわれの持つパッションとテクノロジーを注ぎ込んだモデルだ。」と語っている。

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