2026年欧州版 最も注目すべき高級EV 10選 極上の静粛性とラグジュアリーな魅力を備えたニューウェーブ

公開 : 2026.04.18 11:45

デザイン、走行性能、実用性など、さまざまな観点からAUTOCAR UK編集部イチオシの「欧州高級EV」を10台紹介します。静かで滑らかな走りだけでなく、急速充電やOTAアップデートなど便利機能にも注目しました。

急速に拡大した「高級EV」というジャンル

ほんの10年ほど前まで、「高級EV」と呼べるクルマはほとんどなかった。電気で走る高級車というジャンルは、当時はまだ開拓されていなかったのだ。EVに快適性とラグジュアリーをもたらしたのは、2012年に登場したテスラモデルSが初めてだった。

そして2026年。市場には、アウディBMWポルシェメルセデス・ベンツなど、数多くの自動車メーカーから豪華装備のEVが数多く発売され、活気に満ちている。

AUTOCAR UK編集部イチオシの「欧州高級EV」を10台紹介する。
AUTOCAR UK編集部イチオシの「欧州高級EV」を10台紹介する。

その大半は、洗練性と高級感を徹底的に追求しているが、特定のボディスタイルに限定されていないモデルもある。スーパーカーを凌ぐ性能を誇るモデルもあれば、実用性に優れたモデルもある。

AUTOCAR UK編集部は、現時点ではBMW i7が最も優れた高級EVだと考えている。豪華な室内空間、洗練された力強いパワートレイン、そして落ち着いた乗り心地とハンドリングを高く評価している。

しかし、このカテゴリーでの競争は熾烈であり、水準も高まり続けている。そこで本特集では、洗練され、豪華で、ラグジュアリーな魅力にあふれた10台の高級EVをランキング形式で紹介したい。

(翻訳者注:各モデルの装備や価格などは英国仕様に準じます。英国市場から撤退、販売終了したモデルについては取り上げていません。)

1. BMW i7

デザイン:8点 インテリア:10点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:10点 コスト:7点
長所:豪華な室内空間 パワフルなパワートレイン 卓越した乗り心地とハンドリング
短所:好みが分かれる外観 実走行距離は480km未満 特に手頃な価格ではない
最大の特徴:オールラウンドな能力

i7について1つ確かなことがある。それは、周囲の人々が見逃すことはないということだ。美的魅力に富んだクルマとは言えないが、その堂々としたプロポーションが注目を集めることは間違いない。

1. BMW i7
1. BMW i7

「i7は直線では力強く滑らかな走りを見せるが、コーナーでは驚くほど機敏だ。BMWの四輪操舵システムが、このリムジンのようなサイズと重量を軽々とこなしている」
――マット・プライアー(UK編集委員)

美しく仕上げられたインテリア、先進的な機能群、そして高品質の素材のおかげで、乗車体験はとても印象的なものとなる。

後部座席の先進的な機能を楽しむためだけに、専属の運転手を付けたくなる。31インチの巨大なドロップダウンスクリーンをオプションで選択でき、Bowers & Wilkinsのサウンドシステムと組み合わせることで、まるで映画館のような臨場感ある体験を味わえる。

走りは精密そのもので、時には俊敏さを発揮するが、最高級のラグジュアリーセダンさながらに、ゆったりと優雅に移動し、乗員を包み込むような乗り心地も備えている。

公式航続距離は最大608kmだが、充電出力は195kWにとどまる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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