荒れ地を走るポルシェ911、日本でも買えます 日本価格は3099万円 オプションは433万7000円

公開 : 2022.11.18 10:24

911ダカールの内外装をみる

エクステリア

911ダカールの追加装備には、新開発のCFRP製固定式リアスポイラーと、911 GT3から採用されたCFRP製ボンネットが含まれる。

フロントとリアのレッドのアルミニウム製けん引バー、フェンダー・アーチモールなど、標準的なオフロード用ディテールも装備される。

911ダカールには、オフロード用ディテールも多数用意される。
911ダカールには、オフロード用ディテールも多数用意される。    ポルシェ

ルーフには、オプションのルーフバスケットのヘッドライト用12V電源コンセントが見えるように設置されている。

42kgの耐荷重を備えたこのキャリアには、燃料や水筒、折りたたみ式シャベル、トラクションボードなどのラリー装備を積載することができる(ルーフバスケットに装着されたライトの一般公道での使用は禁止されている)

またルーフテントもオプションで用意されている。

外装色のメタリック仕上げも911ダカール専用となる。

インテリア

インテリアにはフルバケットシートを標準装備し、リアシートを取り除くことで、911ダカールのスポーツカーとしての意気込みを強調する。

軽量ガラスと軽量バッテリーによる軽量化によって、車両重量は911カレラ4 GTS(PDK仕様)よりわずかに10kg重い、1605kg。

シェイドグリーンのデコレーティブステッチを施した標準装備の「レース・テックス」と呼ばれるトリムも特徴。

434万円の外装パッケージとは

オプションのラリーデザインパッケージは、ホワイト/ジェンシャン・ブルーメタリックの2トーンカラー仕上げを基本とする。

標準モデルの2トーンカラー塗装とラッピングの組み合わせは、ポルシェとしては初めての試み。車両のサイドには、1から999までのゼッケンを選べる。

ラリーデザインパッケージを選んだ911ダカール(中央)
ラリーデザインパッケージを選んだ911ダカール(中央)    ポルシェ

1984年パリ・ダカールラリーの優勝車の外観を再現した911ダカールのラリーデザインパッケージ仕様車は、レッドとゴールドのデコレーティブストライプに加えてドアに「Roughroads」ロゴがあしらわれる。このロゴは登録商標だという。

ロールオーバー・バー、6点式シートベルトを備えたラリースポーツパッケージもオプションに用意されている。

ラリーデザインパッケージの価格は433万7000円。

記事に関わった人々

  • 執筆

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。

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