価格急騰も? 2023年、「25年ルール」解禁でアメリカで合法輸入 人気車6選 ついにR34スカイライン解禁に

公開 : 2023.01.12 05:45  更新 : 2023.01.12 19:35

日産ステージアオーテック260RS)後期型 1998年8月/10月

日産ステージアは1996年に発売され1998年8月31日にマイナーチェンジを受けフロント・リアのデザインを変更し「後期型」に移行した。

ステージアもスカイライン同様、海外仕様車は存在せず日本だけで販売されている。

日産ステージア・オーテック260RS
日産ステージア・オーテック260RS    日産

アメリカでもっとも注目されているのは1997年10月にデビュー、1998年10月にマイナーチェンジを受けた「オーテック260RS」だろう。

「25tRS FOUR V」をベースにオーテックがチューニングを手掛けた過激なまでのスポーツワゴンは5速MTのみの設定。

BCNR33型スカイラインGT-Rと同じRB26DETTエンジン、ドライブトレーン、リアサスペンションを流用し車体剛性も段違いに強化されている。

1997年10月に発売された前期型は1年弱で生産を終えており、フロントライトまわり、バンパー、メーター類、前席シートなどを改良した後期型260RSが1998年10月より発売されている。

ホンダプレリュードSiR Sスペック 1998年9月

2023年に解禁となるのは1996年に登場した5代目プレリュードに追加されたスポーティグレードの「SiR Sスペック」である。

なお、プレリュードは5代目の販売終了とともに23年間にわたる歴史に幕を閉じており、2001年6月に登場したインテグラに統合される形で車名も消滅している。

ホンダ・プレリュードSiR Sスペック
ホンダ・プレリュードSiR Sスペック    ホンダ

プレリュードはアメリカで1度も販売されたことがないため、正真正銘のJDMといえる。

最高出力220psの2.2L DOHC VTECエンジンとスポーティな走りを実現するLSDを搭載。

アメリカで好まれるサンルーフも5代目にて復活しており、意外と需要が高まってくる可能性もある。

このほか、1998年1月発売のランサーエボリューションVやボディサイズの規格が変更されて幅8cm、長さ10cm大きくなった軽自動車群が1998年10月1日より登場している。

新規格対応の軽自動車として、アルト、ワゴンRジムニー、ミラ、ムーヴ、ライフなどがモデルチェンジを受け、軽ライトクロカンのスズキKeiとダイハツ・テリオスキッド、ホンダZが新登場。

より大きくなり衝突安全性も増した軽自動車の価格高騰にも要注目である。

記事に関わった人々

  • 執筆

    加藤久美子

    Kumiko Kato

    「クルマで悲しい目にあった人の声を伝えたい」という思いから、盗難/詐欺/横領/交通事故など物騒なテーマの執筆が近年は急増中。自動車メディア以外ではFRIDAY他週刊誌にも多数寄稿。現在の愛車は27万km走行、1998年登録のアルファ・ロメオ916スパイダー。クルマ英才教育を施してきた息子がおなかにいる時からの愛車で思い出が多すぎて手放せないのが悩み。

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