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2015.12.08

ホンダS2000の後継モデルを開発中

マツダMX-5とフィアット124に対抗するモデルとして、ホンダはS2000の後継モデルの開発に着手したと関係者は語った。

1999年に発表された2シーター・ロードスターは、その強力なパワー・ユニット、活発なハンドリングなどで好評を博したが、2005年11月にマイナーチェンジを施されフレッシュアップを図ったが、結局2009年1月に生産中止が発表された。

このS2000の後継にあたる第2世代のホンダ・ロードスターが開発が行われるという話は、最近行なわれたS2000のクラブ・イベントにホンダのアドバンスド・エンジニアリング部門のスタッフが出向き、熱心に話を聞いて回ったことからも明らかになった。

新しいS2000は、フロント・エンジン、リア・ホイール・ドライブという基本に忠実なレイアウトが引き継がれる。そのパワー・ユニットは、フィアット124スパイダーの1.4ℓターボや、マツダMX-5の1.5ℓおよび2.0ℓのナチュラル・アスピレーションに対抗しうるものと容易に予想される。最も有力とされるのは、1.5ℓ4気筒ターボで、VTECを持ち、日本市場では現行150psのパワーを持つ。これが180psにまでチューニングされて搭載されるのではないかとされる。MX-5の2.0ℓよりも25ps、そして124スパイダーよりも20psほど高いパワーだ。また、シビック・タイプRに搭載される310psの2.0ℓターボをデチューンしたものが、ホット・バージョン、つまりタイプRに搭載される可能性もある。タイプRには、よりシャープなセッティングがされたサスペンションや
ノンスリップ・デフが装備され、登場が予想される124アバルトに対抗するものと考えられる。

すべてが短いストロークの6速マニュアル・ギアボックスが標準となる模様。

この新しいS2000の最大の障害は、適当なプラットフォームがないことである。ホンダは前輪駆動のためのアーキテクチャーはもっているが、後輪駆動のためのシャシーのベースとなるものが、現状ではないことが問題だ。

価格は、£20,000(370万円)からのスタートとなることが予想されるが、北米市場では時期BMW Z4やアウディTTロードスターに対抗する高級なアキュラ・ブランドで出ることも可能性は高い。

また、このS2000とは別に、ターボ・エンジンをミドに搭載したベビーNSXも開発中とされるが、ホンダはどうやらS2000を優先したと伝えられる。

ホンダの八郷隆弘社長は、今後すべてのホンダのスポーツカーがハイブリッドである必要はないと断言している。彼は「ハイブリッドになるかどうかはそのクルマのタイプにもよるところが大きい。」とし「スポーツカーが常にハイブリッドでなければならないという概念はない。」と語っている。

日本市場限定で販売されているS660を世界的な市場に投入するためには、それなりにアピールするものが必要だとし、「S660を他の市場でも出して欲しいという要望が強くあれば、考慮しないわけではない。しかし、ヨーロッパなどのレギュレーションに合わせるためには、更なる開発が必要だ。」ともしている。また、NSX以外のスポーツカーを考慮していることを認めた上で「われわれには身近なスポーツカーを作ってくれという要望が多数来ているのも事実だし、それについて検討をしている。」とコメントしている。

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