ルノー好調続く 2030年までに年間200万台達成へ EV販売は81%増、新型『トゥインゴ』も反響大
公開 : 2026.07.27 07:25
ルノーの世界販売台数は今年上半期で82万9518台を記録し、前年同期比で2.6%増加。今後も成長を続ける見込みで、2030年までに年間200万台を達成できるとのこと。欧州以外の地域にも力を入れています。
上半期で82万9518台を販売
ルノーの販売責任者によると、同社は最近の成長を維持し、2030年までに年間200万台以上という販売目標を達成できるという。
同社は今年上半期に世界全体で82万9518台を販売した。これは2025年同期比で2.6%の増加であり、上半期ベースで7期連続の売上増となった。欧州で2番目に売れている自動車メーカーである。

全体として、成長の割合は、現在の主力市場である欧州と、本腰を入れつつあるグローバル市場の間で均等に分散していた。特に欧州北部(英国、アイルランド、ドイツ、デンマーク、北欧諸国)では好調で、販売台数は前年同期比14%増となった。その中でも、EV販売台数は前年同期比81%増という大幅な伸びを見せた。
電動ハッチバック『5 Eテック』の販売は伸び続けており、電動コンパクトクロスオーバー『4 Eテック」も好調だ。ルノーの販売・事業運営責任者であるイヴァン・セガル氏は、競合他社の参入により電動コンパクトクロスオーバー市場が拡大するにつれ、4 Eテックの販売が急速に伸びるとの予想を示した。
主力はEVとハイブリッド
小型EV『トゥインゴ』は発売されたばかりだが、セガル氏によると、すでに9000台以上のオーダーを獲得しており、下半期にはさらに増加する見込みだ。
欧州における販売台数の約3分の2は電動化モデル(ハイブリッドまたはバッテリー式電気自動車)であり、これは市場平均を上回っている。セガル氏は、「EVおよびハイブリッド分野で正しい波に乗っている」と語った。

ルノーは現在、同地域においてEVで6.5%、フルハイブリッドで15.1%の市場シェアを獲得している。特に注目すべきは、販売における主な成長分野が一般向けの小売である点だ。残存価値の向上を図るため、レンタカーやデモカー分野からの撤退を積極的に進めている。ルノーは、自社製品の残存価値が主要競合他社よりも平均で5%ポイント高いと主張している。
一方、他の低域でも存在感を高めている。欧州以外で最大の市場がトルコであり、販売台数は7万4129台と、前年比25.7%増となった。
成長を継続するためには?
セガル氏は、ルノーには販売拡大を継続するための「いくつかの手段」があるとし、その中にはフルハイブリッド車とバッテリー式電気自動車(BEV)に焦点を当てる「二本柱戦略」も含まれると語った。いずれも販売を伸ばしており、「自然な需要の高まり」が見られるという。また、EVの普及を促進するための政府の法規制や取り組み、そしてガソリン価格の高騰により、この傾向は今後も続くだろうと述べた。
「当社は適切な製品ラインナップを揃えており、製品はどれも魅力的です。市場と需要に合致していれば、成長は続きます。当社の製品ラインナップは刷新されているため、製品の魅力の低下による成長鈍化は考えられません」とセガル氏は説明した。

一方で、セガル氏は「競合他社との価格比較や、バッテリー容量や充電速度といった技術面でも、製品を適応させていく必要がある」と課題を認めた。さらに、「新たに参入してくる競合他社に対抗し、軌道に乗せ続けるために、これらすべての点に取り組んでいます」と付け加えた。
その一環として、5 Eテックと4 Eテックはまもなくアップデートを実施し、新型バッテリーを搭載して航続距離の延長と充電時間の短縮を図る予定だ。



































