【休日クラシック・ポルシェ・アーカイブ #29】1977年ポルシェ911「シャシーナンバーで識別」

公開 : 2026.07.25 09:11

世界的な人気モデルとして支持され、サーキットでも数えきれぬ栄光の記録を刻んできたポルシェ。土日祝日の午前9時11分に公開する、そんなポルシェの足跡を膨大なアーカイブと共に振り返る連載です。#29は『1977年ポルシェ911』です。

1977年ポルシェ911

ポルシェ911の1977年モデルは、1976年8月に生産開始。内容的には1976年モデルがキャリーオーバーされた。ボディタイプはクーペとタルガが用意される展開も変わらない。

ベースグレードとなる911は、165hpを発揮する2.7リッターユニットを搭載。3リッターユニットを搭載する高性能版となる200hpのカレラ3.0、フラッグシップモデルの911ターボというラインナップも変わりはない。

1977年ポルシェ911
1977年ポルシェ911    ポルシェ

日本向けの1977年モデルは、911Sと911Sデラックス、911ターボが設定された。日本でも排気ガス規制が本格的に始まり、販売される車両は昭和50年排気ガス規制に合致させる必要があった。そのため911では排気ガスを再燃焼させるサーマルリアクターが取り付けられている。

車体のディテールにも変化はない。クローム仕上げのヘッドライトリング、サイドウインドウ・フレーム、大型化されたボディカラー同色の電動調節式ドアミラーを装備する点も同様である。

1977年モデルの確実な識別点は、シャシーナンバーで確認できる。この時代はVIN表示になる前のため、ポルシェ旧来のフォーマットによるシャシーナンバーが与えられていた。911に続く4桁目の数字が『7』であることが1977年モデルを示す。

●空冷水平対向6気筒2687cc●165hp/5800rpm●220km/h

(当連載は、基本的に土日祝日の午前9時11分に公開しています)

記事に関わった人々

  • 執筆

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

休日クラシック・ポルシェ・アーカイブの連載

連載をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事