ランボルギー二・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズが開幕

2015.06.22

2015年のランボルギー二・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズが開幕した。初戦の舞台に選ばれたのは、日本の富士スピードウェイ。今シーズンから導入されたウラカンLP620-2スーパートロフェオと、本年が最終エントリーとなるガヤルドLP570−4スーパートロフェオの混成レースを見られるのは今年だけだ。

15時過ぎにスタートした50分間のレースでは、1コーナーの多重接触で2台が早々にリタイヤ。その後はトップ3が後続を引き離す展開となった。先頭は日本勢の88号車、2番手にプロ・クラスのダビデ(37号車/香港)、3番手に同じくプロ・クラスのウォン/ヤジッド組(33号車/香港、マレーシア)が続く。

レースペースは1分40秒台前半のウラカンに対して、ガヤルドは1分50秒台。とりわけ、1コーナーを250mラインからブレーキングするガヤルドに対して、ウラカン勢は150m付近までブレーキング・ポイントを遅らせていたのが印象的だった。

14周目、ピットに滑り込んだ37号車はタイヤ交換に手間取り順位を落とすが、その後ファステスト・ラップを連発。全車がピット作業を終えると、トップ争いは33号車と37号車に絞られた。

終盤はその2台がテール・トゥ・ノーズでつばぜり合いを続ける。25周目のヘアピンで37号車が大きくイン側に頭を振りプレッシャーをかけるも、33号車はレコードラインをキープしこれを阻止。そのままの順位でレースを終えた。

パルクフェルメで笑顔をはじかせた33号車のヤジッドだったが、その後ピットのタイヤ交換レギュレーション違反により降格。代わって37号車のダビデが優勝を飾った。

おすすめ記事

 
最新国内ニュース

自動車ニュースの人気画像