ランチア・ベータ・モンテカルロを彷彿とさせる新型ハイパーカー『キメラK-39』発表 1000psのケーニグセグV8搭載

公開 : 2026.05.19 12:05

レストモッドで知られるイタリアのキメラ社が、独自開発の新型ハイパーカー『K-39』を発表しました。ケーニグセグ製のV8エンジンを搭載し、レーシングカー仕様はパイクスピーク・ヒルクライムにも挑む予定です。

キメラ初の自社開発モデル

ランチア037ラリーレストモッドで知られるイタリアのメーカー、キメラ・アウトモビリが、完全自社開発の新モデルを公開した。最高出力1000psのケーニグセグ製V8エンジンを搭載している。

以前の『エボ37』や『エボ38』に続き、新型車は『K-39』と名付けられた。デザインは、グループ5仕様のランチア・ベータ・モンテカルロを彷彿とさせるもので、Y字型のフロントグリルや4灯式ヘッドランプなど、037の主要な特徴を継承している。

キメラK-39(レース仕様)
キメラK-39(レース仕様)    キメラ

キメラによれば、現代のレーシングマシンに匹敵するダウンフォースを生み出すようチューニングされており、高速走行時にはSダクトが車体を地面に押し付けるという。

K-39は公道走行可能だが、スポーツ走行を念頭に置いて設計されている。

パイクスピークにも出走予定

ハイダウンフォースキットを装備した軽量化バージョンは、往年のランチアではお馴染みマルティーニ・レーシングのカラーリングを纏い、パイクスピーク・ヒルクライムに挑戦する予定だ。

このパイクスピーク仕様車は、「プロジェクトの初期段階から支持してくれた顧客」向けに10台が生産される予定で、これらも公道走行が可能だ。

キメラK-39(公道仕様)
キメラK-39(公道仕様)    キメラ

両バージョンとも、キメラの要求に合わせてチューニングされたツインターボチャージャー付きケーニグセグ製V8エンジンを搭載する。レスポンスと走行性能を向上させるため、タービンはケーニグセグのハイパーカーよりも小型のものに換装されているという。

また、車載ソフトウェアは無線アップデートに対応しており、納車後もさらなるパワーアップが期待される。K-39の生産台数は限定的で、すでに20台以上が顧客に割り当てられている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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