世界に1台のフェラーリ『HC25』公開 F8とF80のギャップを埋める 新要素を取り入れたV8ミドシップ・スーパーカー

公開 : 2026.05.19 11:25

フェラーリが新たなワンオフモデル『HC25』を公開しました。1人の顧客の要望によって作られたもので、F8スパイダーをベースに、スリムなヘッドライトや縦型デイタイムランニングライトといった新要素を採用しています。

F8スパイダーをベースとするワンオフモデル

フェラーリは、最も特別な顧客のために用意された1台限りの最新ワンオフモデル『HC25』を公開した。今後のミドシップ・スーパーカーを予感させるものと言えるだろう。

『F8スパイダー』をベースに、フェラーリのデザイン責任者フラビオ・マンツォーニ氏が手がけたこのモデルは、「大胆で未来志向の視点」を持つとされている。

HC25
HC25    フェラーリ

フェラーリによると、ハイブリッド化されていないV8エンジンをミドシップへ搭載した最後のモデルであるF8と、最新のフラッグシップモデルである『F80』やフロントエンジン搭載の『12チリンドリ』との間のギャップを埋める存在だという。

縦型デイタイムランニングライト採用

フェラーリの最新モデルと同様に、HC25は幾何学的なフォルムとブラックのアクセントを特徴としている。

車体中央部を覆う帯(リボン)は、エンジンや主要コンポーネントを際立たせるものだ。矢のような形状で「勢い」を感じさせるとともに、削り出しアルミニウムのドアハンドルとリアの張り出しを強調する。

HC25
HC25    フェラーリ

特に注目すべきは新しいヘッドライト技術で、これによりレンズの薄型化が可能となった。また、フェラーリとして初めて牙のような形状のデイタイムランニングライトを備えている。

インテリアの大部分はグレーのテキスタイルで覆われており、イエローのステッチやグラフィックがアクセントとなっている。

HC25は今週末、米国テキサス州のサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催された「フェラーリ・レーシング・デイズ」にて展示された。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事