ケータハム初のEV『プロジェクトV』 走行動画公開 待望の電動スポーツカー、量産化へ向け着々と開発進行中

公開 : 2026.05.19 07:25

ケータハムは新型EV『プロジェクトV』のテスト走行の様子を公開しました。最高出力272ps、0-100km/h加速5.0秒以下の電動スポーツカーで、動画内では高速ブレーキングなどを行う様子が確認できます。

高速ブレーキングなどを披露

ケータハムは、新型電動スポーツカー『プロジェクトV』の走行動画を公開した。この動画では、テストコース上での高速からのブレーキングなど、さまざまな走行テストを行う様子が紹介されている。

プロジェクトVの走行可能なプロトタイプは、1月の東京オートサロンで初めて展示され、開発における重要な節目となった。

走行テストを行うケータハム・プロジェクトVのプロトタイプ
走行テストを行うケータハム・プロジェクトVのプロトタイプ    ケータハム

ケータハムは、2024年10月にヤマハ製の電気モーターを採用すると発表して以来、同車の開発状況については沈黙を守っていた。2025年12月、モーターとバッテリーの性能、およびシャシーの耐久性を評価中であると明かした。

「このステップにより、包括的な車両テストプログラムを完了させることができます」と、同社CEOの高橋一穂氏は語った。

0-100km/h加速は5.0秒以下

プロジェクトVは、2023年の英グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでコンセプトカーとして初公開された。当初は今年中の市場投入が予定されていた。

今回公開された新しい動画を見ると、3年前のコンセプトカーとおおむね同様のデザインとなっていることがわかる。主な違いとしては、多角形のリアライトからフェラーリF355にも似た4灯式円形ライトへの変更、そしてエアバッグ付き特注ステアリングホイールから、エアバッグなしの市販Momo製ステアリングホイールへの変更がなど挙げられる。後者のステアリングホイールが量産車でも採用されるかどうかは、まだ不明だ。

ケータハム・プロジェクトV
ケータハム・プロジェクトV    ケータハム

また、コンセプトカーの3シーターとは異なり、4シーター仕様となっている。

ケータハムによると、プロジェクトVは最高出力272ps、車重1430kgで、0-100km/h加速は5.0秒以下になるという。当初は車重1190kg、0-100km/h加速4.5秒未満を目標としていた。また、公称航続距離400km(WLTP)、20~80%までの充電時間を20分とすることを目指している。

ボディサイズは全長4350mm、全幅1850mm、全高1230mmとされる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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