【フレンチ・クーペSUVに新たな選択肢】ルノー・アルカナ・テクノで1000km以上走って感じた、コスパだけじゃない魅力!

公開 : 2025.08.19 12:00

主導権は自分にあると胸をはれる嬉しさ

発進した直後から、しっかりと操っているダイレクト感が伝わってきて気分が上がった。ハイブリッド車のヌルヌルと続く加速フィールが苦手という人もいるが、アルカナにそんなそぶりはまったくない。加速と減速のメリハリがあり、主導権は自分にあると胸をはれる嬉しさに満ちてくる。

SUVとしては軽量なボディの恩恵もあり、市街地では軽快でキレのある走り。それが高速道路ではビシッと重心が低くなったかのように落ち着きを見せ、リラックスしながら爽快に走ることができる。

メーターを見ていると頻繁にEVモードに入っているが、切り替わりはとてもナチュラルだ。ドライブモードは『MY SENSE』、『SPORT』、『ECO』と切り替えられ、ワインディングで『SPORT』にすると目の前のメーターが赤い表示に変わるとともに、レスポンスが俊敏になって高揚感のある走りも楽しめた。しかも、燃費表示はそんな最中でも17〜18km/Lを示していたのだから驚く。

今回は1日で600km以上を走った日もあったが、室内の快適性もさすがの実力だ。アルカナ・テクノ専用となるシルバートリムが上質さを高め、縦型の10インチのセンターディスプレイを中心に物理スイッチ類が配置され、運転中も使いやすい。

テクノで採用された『TEPレザー×ファブリックコンビシート』は、しっかりとしたサイドサポートがありながら、身体をふっくらと支えてくれて心地よい。高速走行が続いても、右へ左へのワインディングを駆け抜けても、腰ひとつ痛くならなかったクルマは久しぶりだった。

記事に関わった人々

  • 執筆

    まるも亜希子

    Akiko Marumo

    『運命のクルマとの出逢わせ屋』を自認するカーライフ・ジャーナリスト。20年以上に及ぶ国内外での取材経験を生かし、TV、YouTube、ラジオ、雑誌、web、トークショーやイベントに寄稿・出演。「今日からできる交通安全」が合言葉の『OKISHU』(オキシュー)プロジェクトを企画・プロデュース・実演。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(2006年〜)。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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