プレミアムSUVの開祖にして唯一無二の存在 レンジローバーSVに宿るビスポークの精神

公開 : 2025.09.24 11:00

日本限定の愉悦、アーバン・トワイライト・コレクション

レンジローバーSVは基本となるモデル以外にも、特別仕様車がリリースされることがある。今年の8月、軽井沢において特別な顧客を招いて開催されたプライベートイベント『レンジローバー・ハウス』において実車がお披露目された日本限定モデル、『レンジローバーSVビスポーク・アーバン・トワイライト・コレクション』はその最新版だ。

SVデザインチームによりテーマごとに内外装の色彩やスペックがこと細かに吟味されたアーバン・トワイライト・コレクションは、3車種が用意されている。『アーバン・ドーン(都会の夜明け)』、『アーバン・ダスク(都会の夕暮れ)』、『アーバン・ライト(都会の灯り)』が4台ずつの限定となる。

ベースとなっているのはSVの最高峰に位置するV8搭載モデル、『レンジローバーP615 SWB』。ビスポークモデルならではの内外装だけでなく、限定車という希少性の高さにおいてもオーナーのプライドをくすぐるコレクションと言えよう。

レンジローバーほどの頂上モデルともなれば、自らの好みを細部まで徹底的に反映させたいと思うオーナーも少なくないが、ビスポークにはそれなりの手間と時間がかかってしまうもの。しかしアーバン・トワイライト・コレクションは、今すぐにプロが吟味したビスポークモデルを楽しむことができるメリットがあるのだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。フィアット・パンダ4x4/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。
  • 撮影

    小川和美

    Kazuyoshi Ogawa

    クルマ好きの父親のDNAをしっかり受け継ぎ、トミカ/ミニ四駆/プラモデルと男の子の好きなモノにどっぷり浸かった幼少期を過ごす。成人後、往年の自動車写真家の作品に感銘を受け、フォトグラファーのキャリアをスタート。個人のSNSで発信していたアートワークがAUTOCAR編集部との出会いとなり、その2日後には自動車メディア初仕事となった。

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