【長期テスト】ジープ・レネゲード4xe(最終回) ジープをよく見るワケ

公開 : 2021.10.15 20:35

ジープの新海さんってどんな人?

新海さんは、高校まで野球に明け暮れた。誰もが聞いたことのある強豪校だ。大学卒業後は海外の大学院でマーケティングを学んだ。最初に就職した外資系の化粧品会社から転職してきたのは9年前のこと。以降ずっとジープのマーケティング活動全般にたずさわる。

そもそも新海さんはマーケティングという職種が好きだった。最初に化粧品会社に就職したのは、マーケティング手腕が売上に大きく寄与するからというのもある。

そこで営業、販売プロモーション、製品マーケティングの経験を積んだのちに、ジープにジョイン。

「アウトドア、スポーツ、そしてクルマが好きだった」というのが新海さんの謙虚な言葉だけれど、前職でおさめた成功体験をクルマの世界でも、という野心も察した。

ジープのマーケティングに携わった時の年間販売台数は5000台前後であったという。

ここでの新海さんのお仕事は、ひとことでいうと「ジープがある生活をよりリアルでかつ自然な形で、日本の顧客に憧れや興味を持ってもらう活動」という事になる。これは追って。

まずは、ジープ・ブランドで、どんなクルマが売れているのかを聞いてみた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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