【もうすぐ日本での販売終了】渡辺敏史が最後に味わう最高のパートナー、ジープ・グランドチェロキー!

公開 : 2025.03.28 17:30

ジープ・グランドチェロキーの5代目となる現行型、その日本における最後を飾る『ファイナルエディション』の導入が先日アナウンスされました。30年以上にわたる歴史を持つジープのフラッグシップに、渡辺敏史が試乗します。

もくじ

30年以上にわたる歴史を持つフラッグシップ

視界の重要性を熟知しているジープならではの造形力

様々な場面での扱いやすさに配慮

30年以上にわたる歴史を持つフラッグシップ

AUTOCAR JAPAN sponsored by Jeep Japan

1993年の初代登場以来、30年以上にわたる歴史をもってジープ・ブランドのフラッグシップとして位置づけられてきた『ジープ・グランドチェロキー』。それは充実した装備や上質な素材づかいなど、乗用車的な仕立てを当たり前とする今日的なSUVのあり方に先鞭をつけた存在でもあった。

そんなグランドチェロキーの5代目となる現行型、その最後を飾る『ファイナルエディション』の導入が先日アナウンスされた。といっても、これは右ハンドル仕様の生産終了に合わせた日本での企画であり、本国ではグランドチェロキーは継続販売される。但し100台限定となるこのファイナルエディションと、ディーラー網の在庫車両がなくなれば日本での新車販売は終了になるとのことだ。

日本におけるグランドチェロキーは3つのパワートレインが用意されている。まずはコンベンショナルな2L直列4気筒直噴ターボで、ファイナルエディションや取材車の『リミテッド』が搭載するのもこれだ。もうひとつはこのエンジンに駆動用モーターとスタータージェネレーターを組み合わせた2モーターのPHEV(4xe)、そして3.6Lの自然吸気V6ユニットとなる。

ボディタイプは標準のほかに、全長で300mm長いロングボディに3列シートの組み合わせとなる『L』が用意されており、それに搭載されるのがこのV6というわけだ。グレードはリミテッドに加えて『サミットリザーブ』があり、オープンポワの風合いを楽しめるサテンフィニッシュの本杢のオーナメントやナッパレザートリム、マッキントッシュの18基のスピーカーオーディオなど内装、装備はラグジュアリーな仕立てとなっている。

ジープ・グランドチェロキー 公式サイトを見る

記事に関わった人々

  • 執筆

    渡辺敏史

    Toshifumi Watanabe

    1967年生まれ。企画室ネコにて二輪・四輪誌の編集に携わった後、自動車ライターとしてフリーに。車歴の90%以上は中古車で、今までに購入した新車はJA11型スズキ・ジムニー(フルメタルドア)、NHW10型トヨタ・プリウス(人生唯一のミズテン買い)、FD3S型マツダRX-7の3台。現在はそのRX−7と中古の996型ポルシェ911を愛用中。
  • 撮影

    内藤敬仁

    Takahito Naito

    1986年よりフリーランスカメラマンとして主に車関係の雑誌、広告の撮影に携わる。趣味は洗車。好きな音楽は1970年代のブリティッシュロック。たまにロードバイクでサイクリンロードを走って風圧と老化に抵抗したりする。

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