新型アルファード、DATASYSTEMの「テレビキット」でどう変わるのか 同乗者にTVを!

公開 : 2023.12.22 07:15

カーナビの操作・HDMI接続が便利に!

そして「テレビキット」という名称ではあるものの、走行中のナビ操作制限を解除する機能も持つ。

走行中でもスイッチをONにしていれば目的地検索やルート探索といったナビの操作を助手席の人がドライバーに代わってできる。コンビニや道の駅など立ち寄りたい場所を設定する場合などに役立つだろう。

テレビキットを装着することによってロングドライブも渋滞走行も同乗者は気分よく過ごせるに違いない。

しかもアルファードはディスプレイが14インチと特大サイズのため後席からでも映像を無理なく見られる。

いつも見ているドラマを見逃すことなく、またリアルタイムでひいきのチームのスポーツ中継なども楽しめるだろう。

走行中にテレビキットのスイッチをONにしていれば、新型アルファード/ヴェルファイアのHDMI端子に接続した機器の映像を見られるのもメリットだ。

それに、純正機能であるHDMI端子に接続した機器(スマホ、ゲーム機、Amazon Fire TV Stickなど)の映像を走行中に見られるようになるのも嬉しい。

なおテレビキットがONになっている場合、地図上の自車位置マークは基本的に追従するものの純正時とは動き方や精度に差が生じることがあったり、ルート案内時に画面に表示される残距離よりも近い距離の音声ガイドが案内されることがあるので注意が必要だ。

アルヴェルに加えて「クラウン・スポーツ」に適合!

データシステムのテレビキットは、新型車の登場に合わせて順次ラインナップを増やしている。

今回テストしたアルファード/ヴェルファイア用のキットは、11月に発売された新型車「クラウン・スポーツ(AZSH36W/R5. 6~)」にも適合しており、アルヴェルと同じように切り替えタイプ、ビルトインタイプの2種類から選ぶことができる。

TTV443(切り替えタイプ)
TTV443B-D(ビルトインタイプ)
税込み価格:2万7280円

新型スズキ・スペーシア/スペーシア・カスタム用も

また、スズキの新型「スペーシア」「スペーシア・カスタム」用も追加された。こちらは切り替えタイプ、ビルトインタイプ、オートタイプの3種類を用意している。

KTV421(切り替えタイプ)
KTV421B-D(ビルトインタイプ)
KTA621(オートタイプ)
税込み価格:2万1780円

最新の適合情報は同社公式ウェブサイトで確認ができる。新車購入時にはぜひチェックをしてほしい。

▶️テレビキット 最新の適合情報を確認する

記事に関わった人々

  • 執筆

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。
  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。

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