純正だからであきらめない!ディスプレイオーディオを市販ユニットでバージョンアップ【浜先秀彰の絶対的カーグッズ!第16回】
公開 : 2026.01.07 12:05
AUTOCAR JAPANのカーグッズ情報を担当する浜先秀彰が、商品選びのコツや業界の気になる話を月イチで紹介。今回は、純正の装備を自分好みにカスタマイズできるグッズを紹介します。
簡単装着でHDMI対応機器の映像や音声を出力
国産車、輸入車を問わず『ディスプレイオーディオ』を純正装着しているクルマが増えています。オプションや市販品と違って別に購入する費用が発生しないし、ダッシュボードとして一体化している点は嬉しいポイントです。
しかし一方で、機能を選択することができないため自分の使い方に合わないという場合もあり、かといって交換ができないために不満を感じる人も少なくありません。

そこでオススメしたいのが、純正ディスプレイオーディオのカスタマイズです。機能拡張をあきらめている人も多いのですが、市販のユニットを使うことでグレードアップを図れるのです。さまざまな手段がありますが、今回はその中から代表的なものをいくつか紹介しましょう。
不満点として大きいのが、外部のユニットを接続できないことです。最新の車種ではHDMI端子を備えている場合もありますが、そうでない場合には拡張性がなく、内蔵ソースのみしか楽しめないわけです。
慶洋エンジニアリングからリリースされている『マルチメディアアダプターAPP HDMI IN(実勢価格1万円前後)』は、HDMI端子を増設するアイテムで、同様の製品がいくつかのメーカーからリリースされています。
スマホなどを接続するために設けられているUSB端子に小さなユニットを接続するだけの簡単装着ですが、たったこれだけで純正ディスプレイオーディオにHDMI対応機器の映像や音声を出力できるようになります。
具体的にどんなソースが追加できるかというと、まずスマホの映像をそのまま映し出せるようになります。たとえばYouTubeなどふだんスマホで楽しんでいるアプリを見られるのです。
また、Amazon Fire TV Stickを組み合わせてスマホをテザリング接続すればNetflixやPrime Video、Huluなどの多彩なコンテンツが楽しめます。
ほかにもゲーム機や別体の地デジチューナーなどを組み合わせるのも良いでしょう。
タッチパネルにも対応 使い勝手は内蔵機能と同様
見られる映像ソースを増やすという手段では、データシステムの『カーエンターテイメントアダプターU2KIT(価格2万2000円)』を利用するのもオススメです。こちらも同様の製品が他のメーカーからもリリースされています。
車両側のUSB端子に接続してスマホのテザリングやモバイルWi-Fiを利用することでYouTube、Prime Video、Netflix、U-NEXT、ABEMAなど5種類の人気動画配信サービスを楽しめようになります。

ディスプレイオーディオの画面に表示されるメニューからサービスの選択を行えるなど、使い勝手は内蔵機能と同様で、タッチパネルコントロールにも対応しています。驚くほど簡単に純正ディスプレイオーディオのシステムアップができるわけです。
また、有線でのApple CarPlay、Android Autoの接続機能をワイヤレス化する機能も搭載。最新のディスプレイオーディオではワイヤレス接続が増えてきていますが、有線のみでの接続に対応している車種では使い勝手がグンとアップします。バッグやポケットにスマホを入れたままでクルマに乗り込むと自動接続するのは、非常に便利です。
本体にはUSB端子も搭載しており、USBメモリーに収録している映像ファイルや音楽ファイルの再生もOK。パソコンなどにストックしているデータを手軽にクルマに持ち込めます。車内で楽しめるエンタメソースが格段にアップするのです。
標準仕様では純正ディスプレイオーディオでテレビも見られないことにがっかりした人は、ぜひこれらのアダプターを活用してほしいものです。


