長期テスト VWゴルフVII GTI(4) 雪で立ち往生/柔軟なキャラ

2018.09.13

柔軟なサスペンションと取り回しの良さ

さて、ユーロトンネルシャトルについてだが、低偏平タイヤを装着した車幅の広い現代のクルマにとって、荷室が狭かったり、固定用の留め具が金属製だったりと、非常に恐ろしい空間だ。

わたしもボディや18インチのブラックホイールが傷つくのではないかと気が気でなかったし、わたしのクルマの前に並んでいる高級車やSUVも心配だった。

しかし、停めてみると両サイドには十分な空間が残されていた。ゴルフGTIは明らかに初代より車幅が広くなっているが、同クラスのモデルの中にはもっと肥大化してしまっているものもある。

狭い場所でも容易に駐車できる美点はブルージュの古い町並みの中でも生かされた。このクルマは非常に扱いやすくて非常に助かる。

ステアリングは軽くこそあるが、感触は犠牲にしておらず、今回の旅ではその恩恵に預かれた。サスペンションも柔軟で石畳の衝撃をうまくいなしており、昨年乗っていた320dで似たような道路を走った時よりも快適だった。

今回は往復で640kmほどを走ったが、英国の高速道路よりも燃費が悪く、英国外では15km/ℓだった。これはフランスの法定速度が(ベルギーでもわずかに)高かったためだろう。

しかし全行程を無給油で乗り切ることができたのは評価できる。それに何より肝心なのは、そもそもこの天候で旅行に行けたことだ。

好きなトコロ:トランクルーム

ふたつの旅行カバンとワインを積める十分な空間がある。

嫌いなトコロ:空力を重視したミラー

ミラーは小さく、縁石に近い駐車スペースに停めるたびに手動で調整する必要があった。

テスト車について

モデル名:フォルクスワーゲン・ゴルフGTI
新車価格:2万8320ポンド(434万円)
テスト車の価格:3万2520ポンド(499万円)

テストの記録

燃費:16.2km/ℓ
故障:無し
出費:無し

 
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