国内試乗

2018.12.10

新型VWパサート・オールトラック、日本試乗 ヴァリアントとの違い/ディーゼル4WDを評価

フォルクスワーゲン・パサート・オールトラックTDI 4モーション・アドヴァンス

テスト日 : 2018年12月6日

価格 : 569万9000円

文・川島茂夫 撮影・近藤浩之 

どんな感じ?

+30mmの最低地上高 走りはどう?

最低地上高は標準系から30mm拡大しているが、それが操安性や乗り心地を悪化させる要因とはなっていない。最近のVW車らしく減衰を控え目にしてバネを利かせたサスチューニングは段差乗り越えでも荒い突き上げ感は少なく、穏やかな乗り心地をもたらす。

一昔前のVW車のベタっと路面に貼り付くような接地感を求めれば少々軟弱な印象を覚えるが、日常域や高速等々でバランスの取れた乗り心地であり同乗者受けもいいだろう。

ロール等の挙動ではサスストロークに多少の揺れ残りがあるが、走行ラインや姿勢の乱れに繋がらないのも最近のVWらしい部分。4WD制御の巧みさもあって、コーナリング中の加減速や路面のうねりによる4輪の接地バランスの変化が少ない。負荷変動をストロークで往すタイプは同様の状況で方向性や走行ラインに多少の乱れが出るが、そういった修正操舵は不要だった。

ちょっと深めの舵角を維持したまま安定したコーナリング。素早く切り返すようなS字も思い通りにこなせる。山岳路に不慣れなドライバーにも御しやすい特性である。

 
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