マツダ・アテンザ改良型 2.5ℓガソリン・セダンを評価 ディーゼル車も試乗

公開 : 2018.07.06 19:40  更新 : 2018.07.06 20:04

マツダ「改良型アテンザ」の試乗記です。気筒休止を採用した2.5ℓガソリン・セダン、ディーゼルAWD・ワゴンを評価します。「オリエンタルブラウン」の内装に包まれた車内は、最大のアドバンテージとレポートされています。

もくじ

SKYACTIV-G 2.5 気筒休止を導入
車内は? 静粛性、走行前/走行中の差
改良シャシー 欧州プレミアム勢と闘えるか?
ワゴン・ディーゼル車 AWDの安定感
6年目のアテンザ 失われない輝き
改良型アテンザ 試乗車スペック

2.5ℓガソリン 気筒休止を導入

マツダのフラッグシップモデル、アテンザの現行型が誕生したのは2012年のことだった。2014年11月には初のマイナーチェンジを実施し、商品力をさらに向上させているが、アテンザの進化はそれでは終わらなかった。

デビューから6年目を迎えた2018年、マツダは再びアテンザを大幅改良。エクステリアやインテリアでのデザイン変更に始まり、パワーユニットやシャシー、そして最新スペックの安全技術の搭載など、その改良ポイントは実に幅広いエリアに及んでいる。

試乗:SKYACTIV-G 2.5(セダン・FF)

まずステアリングを握ったのは、2.5ℓ直列4気筒エンジン「SKYACTIV-G 2.5」を搭載するセダンの「25S Lパッケージ」だった。マツダはアメリカで販売される「マツダ6」で、それにターボチャージャーを組み合わせた「SKYACTIV-G 2.5T」を採用しているが、残念ながらアテンザでは、その搭載は実現しなかった。とはいえ190psの最高出力と25.7kg-mの最大トルクを誇る自然吸気エンジンには、新たに気筒休止技術が導入され、市場が強く求める環境性能はさらに高まった。

新デザインのフロントグリルやヘッドライト等々を採用したフロントセクション、そしてこちらもよりスタイリッシュなディテールへと変化したリアセクションと、これまでも造形の美しさでは定評のあったアテンザのセダンボディは、さらにその魅力を高めている。
 

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