海外試乗

2019.02.09

回顧録 スモールクーペ対決 ミニ・クーペJCWとライバルたち 前編

ミニ・クーペ・ジョン・クーパー・ワークス/アウディTT/フォルクスワーゲン・シロッコ/マツダ・ロードスター

TTやロードスターも参戦

その代わりに連れ出したのが、アウディTTの2.0TFSIである。世界的に見ればTTの販売数はこれ以上のグレードが大半を占めており、おかげでアウディにとって利益の出るモデルになっているわけだが、211psのこのモデルのプライスタグは440万円である。

欧州仕様にはそれより安い160ps仕様の1.8TFSIもあるが、今回の比較テストにはまさに力不足だろう。

格納式ハードトップを備えたマツダ・ロードスターRHTもまた2.0ℓで170psにすぎないが、このクルマは後輪駆動という生来の優位性を持ち、しかも運動性能を高める工夫を連綿と積み重ねてきた。しかも今回のテスト車は286万円(欧州では邦貨換算約400万円)のRSで、リミテッドスリップデフさえ標準装備した一台だ。

この3台で、われわれはこれからロンドン南西のサリーにあるいつものテストコースを経て、サウザンプトン郊外のニューフォレストへと向かう。なぜ? 理由はミニ・クーペだ。まだ本当の実力はよくわからないが、わたしの中ではその存在感がだんだん大きくなってきているし、そういうクルマがあるというだけでなんだか元気が出てくる。

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