長期テスト BMW M135i(3) LSD装着で走りに磨き

2019.05.06

手軽にできるLSD装着 いらつく内輪の空転を抑えられるか

コスト面に加え、BMWはLSDをMパフォーマンスモデルとMモデルの差別化に使っている節もある。ともかく、われわれは比較的手頃にこのクルマを改善することができそうだ。クワイフ製ディファレンシャルはバーズでなら2030ポンド(29万6000円)で、装着も1時間もあれば済むという手軽さ。なかなか仕上がりが楽しみだ。

LSDがなければ、M135iはまるでパルメザンチーズがかかっていないイタリアのパスタ料理のようなものだ。確かにおいしいが、素晴らしいと言うにはあと一歩足りていないのだ。オープンディファレンシャルの状態では、中速コーナーでスロットルを大きく開けると内側のリアタイヤが空転してしまう。

これはかなり気に障るものだ。サーキットでは、もっとフラストレーションがたまる。単純に言えば、LSDはトルクをうまく分配し、コーナーでより簡単に狙ったラインが描けるようになった。これでコーナーからの加速も改善し、グリップの低い状況でもトラクションがかかるようになった。それにもしドリフトさせたくなっても、十分に可能なのだ。

 
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