[ABARTH 70周年]嶋田智之が、いま見つめるABARTH 595

初試乗 リンク・アンド・コー01 PHEV 欧州へは2020年に ボルボ譲りのCMA

2019.05.10

エンジンとモーターのパワーを使い分けるAT

パワートレインは知的で欧州への訴求力も充分。いずれはボルボにも搭載されるはずだが、現在のところ前輪駆動のみのラインナップとなっている。トランスミッションは7速デュアルクラッチATが採用さている。

プラグイン・ハイブリッドということで、ガソリンエンジンと電気モーターが統合してあるが、その構成が少々複雑。1.5ℓの3気筒ターボエンジンが生む179psの力はトランスミッションの2本のシャフトへと導かれているが、81psを発生させる電気モーターがつながっているのは、2・4・6速と、バックギアが備わるシャフト1本のみなのだ。

モーターはクラッチユニットの下流側に位置しており、エンジンを切った状態で、純EVとしても走行することが可能。もちろんモーターはエンジンのアシストもするわけだが、エンジンがトランスミッションの1本のシャフトを回し、もう一方をモーターが回転させることで、2段分のギアを同時に用いて走行することも可能だという。

また、モーターは異なる段数のギアを選択することで、回生ブレーキの効きの強さも変えることもできるとのこと。トランスミッションの内部を覗いてみたいと思ってしまう。難しい話はこれくらいにして、運転席に座ってみよう。

 
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