[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

エントリーグレードに試乗 アルピーヌA110ピュア 幸福度はトップクラス

2019.06.14

「買い」か?

エントリーグレードでも変わらない幸福度

ピュアはあくまでも公道向けのグレードだが、純粋にスポーツカーらしい生き生きとした走りを楽しみたいのなら、間違いなくベストチョイスの1台だと思う。サーキットに焦点を当てたA110をご希望の場合なら、もうしばらく待つ必要があるようだ。

A110にどんなオプションを選ぶべきかは、個人的な好みで問題ないだろう。スポーツ・エグゾーストを装備していなくても、排気音は充分に特徴がありクルマの本気を感じさせてくれる。大径のブレーキやホイールも、必要というわけではない。まったく素のままで、A110の車重は1100kgをわずかに切る。カーボンファイバー製のモノコックを用いず、ターボを搭載し、ツインクラッチATを採用しているにも関わらず、驚くほど軽量だといえる。

わたしの好みとしては、ブレンボ社製のブレーキにはチェックを入れておきたい。しかし、エアコンやブルートゥース接続機能、USBポートやナビゲーションシステムなどは、ピュアにも標準装備されている。走るためだけの機能だけが残されたクルマとは異なる。パーキングセンサーは備わらないが、目くじらを立てるほどではない。

アルピーヌA110という唯一無二のクルマが与えてくれる喜びは極めて大きい。エントリーグレードのピュアであっても、その幸福度に違いはない。サラブレッドの素の良さを強く実感だ。

アルピーヌA110ピュアのスペック

価格 4万6905ポンド(680万円)
全長×全幅×全高 4205✕1800✕1250mm
最高速度 249km/h
0-100km/h加速 4.5秒
燃費 16.3km/ℓ
CO2排出量 138g/km (WLTP)
乾燥重量 1098kg
パワートレイン 直列4気筒1798ccターボ
使用燃料 ガソリン
最高出力 252ps/6000rpm
最大トルク 32.9kg-m/2000rpm
ギアボックス 7速デュアルクラッチ・オートマティック

 
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