【下剋上カー】トヨタ・ヤリス、比較試乗 ガソリン/ハイブリッド 価格/内装/安全装備の評価は?

2020.08.12

サマリー

トヨタ・ヤリスの内燃1.5Lモデル、ハイブリッド車を比較してみましょう。前席/後席の使い勝手に加えて、装備、価格、TNGAの走りについて評価します。キーとなるのは、「タウンユース以上」の使い方。

もくじ

どんなクルマ?
内装 前席・後席は?
高齢ドライバーにもオススメな訳
乗り心地は?
1L、1.5L、1.5Lハイブリッド
燃費に驚く 30km/L超え
1.5Lガソリン “自然な走り”
「買い」か?
1.5Lガソリン 試乗車スペック
ハイブリッド 試乗車スペック

どんなクルマ?

text:Shigeo Kawashima(川島茂夫)
photo:Masanobu Ikenohira(池之平昌信)

安全性やストレスフリーの運転感覚はすべてのクルマに必要だが、残念ながら一昔前は車格に比例するような部分があった。

今ではなくなったとは言い切れないが、安全&運転支援機能の進化は下克上をもたらす結果となった。

トヨタ・ヤリスZ(シアンメタリック+ブラック/1.5Lガソリン)
トヨタ・ヤリスZ(シアンメタリック+ブラック/1.5Lガソリン)    池之平昌信

古い設計の上級クラスより最新設計の小さなクルマが充実した安全&運転支援機能を備えるのは「よくある話」。ここで試乗したヤリスはそんな下克上カーを代表する一車である。

1L車には設定されないが、1.5L車とハイブリッド車は全モデルにACCと走行ライン制御型LKA(レーンキーピングアシスト)を標準装着。ACCは30km/h以上の対応になってしまうが、LKAはレーダーによる前走車追従ライン制御を併用する高機能型。

ACCとLKAは高速長距離走行の運転ストレス軽減効果が高く、上級クラスが得意とする長距離適性向上の要点の1つだ。

リアはトーションビーム

プラットフォームは新設されたGA-B。TNGAプラットフォームでは最小クラスとなり、カローラ(GA-C)以上では全仕様のリアサスにダブルウイッシュボーンを採用するが、ヤリスはFFにトーションビーム、4WDにダブルウイッシュボーンを用いる。

軽量化とコスト管理を考えれば当然だが、操安性などの狙い所は共通している。

ただし、ファミリー&レジャー用途向けのユーティリティには消極的である。

 
最新試乗記

人気記事