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2018.07.29

インタビュー、本田博俊 ホンダ「無限」創業者 「大きな会社」や電動化への思い

無限を小さなままに

無限は1973年に公式にモトクロスバイク用の特製パーツを作り始めたが、ホンダの規模が大きくなるにつれ、無限も少しずつ規模が大きくなっていった。ごくゆっくりと、しばしば実験的なスケールで、ではあるが。

それでも関係は密接だ。歴代シビックのボディとエンジンのパーツは無限が製作し納入している。

いつも通り賑やかな本田は今年76歳。同じ年の父の写真と気味悪いくらいそっくりだ。彼は、無限はロードカーやバイクも販売している独立したレース会社で、初期のAMGやアルピナのような会社だと考えてほしいという。彼にはGT、シングルシーター、フォーミュラ1、それにバイクの豊富な経験がある。

最近では、ミルトン・ケインズの施設(数十人の英国人と日本人スタッフが勤務している)はホンダのF1エンジンの中継基地になっていて、あらゆる種類のホンダエンジンの開発に使われるダイナモメーターがずらりと並んでいる。われわれが訪れた時は、バイクエンジンの極秘試験中で、見せてはくれなかった。

また本田は、世の流れに逆行して無限モータースポーツを小さなままにしておこうと考えている。英国のレース企業の名前をいくつか挙げながら、小さな会社にはいつも敬意を払っている、特別な技術力を持った会社は特に尊敬していると彼は言う。

「従業員は少ないかもしれませんが、こういう連中は志が高く、動きも速い」と彼。「大きいことはいいことだと皆いいますが、必ずしも正しいとは思いません。仕事を効率よく進めたいなら、大きくなってはいけない。恐竜は滅びるのです」

 
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